たまりば

日記/一般 日記/一般八王子市 八王子市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by たまりば運営事務局 at

2007年07月04日

ロック名盤

デヴィッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』。

70年代ロックの名盤特集などがあると必ず挙げられるアルバム。
たしかに名盤。

根底にあるのはロックンロール、アルバムの表現方法としては半分がフォークロックです。

このアルバムは『5イヤーズ』から『ロックンロールの自殺者』までがコンセプトアルバムになっていて、
その曲も歌詞も、単なる『音楽』ではなく
『芸術』
のレベルに昇華されているといっても過言ではないです。


“退屈で、滅ぶのを待つだけの地球。
そこに宇宙からやって来た魅惑のロック・スター、ジギー。
ジギーは瞬く間に世界を席巻し、圧倒的な存在感を放つようになる。
しかし、その過激な思想や発言から危険分子とみなされ、『許されぬ存在』とされてしまう。
世界を救った男の、繁栄から転じる最も悲しい結末。
ジギーは退廃の化身と化す・・・”

とまあ、こんな感じのストーリー。
ありがち、といえばありがちですが、やっぱりスゴいんですよ。

デヴィッド・ボウイの
『印象的で特異な声質』
がそれぞれの曲に異なるアプローチをしていて、
『ジギー・スターダスト』
というひとつの叙情詩をカラフルに彩っています。

『ロックンロールの自殺者』における悲痛の叫びはまさにハイライト。
ジギーというキャラクターの苦悩を代弁、というよりは自らをジギーそのものに変貌させて一人称で語りかけてきます。


また、T・REXに捧げた曲である『レディ・スターダスト』の美しさは素晴らしく、最高のグラム・ロック賛美となっています。
英語がわからなくても言葉の響きが非常にキレイで、心に染み入るような感じです。


デヴィッド・ボウイはアルバムを多く出しており、名盤とされるものも数多くあります。
また、時代によって音楽性も異なるので、色々と聴いていくのがよろしいかと。

  

  • Posted by グレイトさん at 07:52Comments(1)