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2007年07月05日

VAI

ギターの魔術師スティーヴ・ヴァイが、バンド形態(VAI名義)でアルバムを作った『セックス&レリジョン』。

何がスゴいってまずはバンドのメンバー。
わかりやすく、天才(鬼才?)の4人。

そのスジでは無敵のギタリスト、スティーヴ・ヴァイ。
そのスジでは無敵のドラマー、テリー・ボジオ。
そのスジは無敵のベーシスト、TMスティーヴンス。
そして当時新人の無敵のヴォーカリスト、デヴィン・タウンゼンド。


この4人が織りなす、見事なハードロック。
特殊で、それでいて完璧なロックンロール。

手練の集まりだけあって、まったく飽きのこないそれぞれの曲。
何度聴いても、新しい発見があります。


しかしこのリズム隊はホントに強いですね・・・。
オールジャンルOK、教則のレベルをさらに大きく超えた2人。
この2人はけっこう色んなところで競演してますね。
HIDE(元X)のアルバムとかでもやってるし。

聴きどころは『ダーティ・ブラック・ホール』や『ピッグ』における変則的なリズム展開。
要所をシッカリシメてくる破壊力。
抜群の安定感。
たぶん満面の笑顔で、余裕でやってるんだろうな・・・
単体で聴いてても聴き応えのある演奏をしています。


そして特筆すべきは当時無名のデヴィン・タウンゼンド。

パワーバラード『スティル・マイ・ブリーディング・ハート』や異常なテンションの『ダウン・ディープ・イントゥ・ザ・ペイン』における歌唱、絶叫・・・。
どんなにガナっても割れないその声はホントに強力。

排水構に水が入っていく時の音みたいな声と、讃美歌を歌うような声、見事に使い分けています。それだけでも聴く価値アリ。

普通の新人ならこのメンバーとやるだけでも憂鬱になるだろうに・・・スゴい。
ジャケットにまでなってるしね。


そんなメンバーの個性を存分に活かしたスティーヴヴァイ流の曲作り、そしてプロデュース。
エンジニアとしても超優秀で、音のバランスがいいんですよね〜。

スティーヴ・ヴァイのスゴいところはギタリストとしての腕前だけでなく、しっかりとエンターテイメントとしてバランスを確立してくるところ。
プレイは職人のモノですが、総合的に『自己満足』で終わらないという、そのセンスですね。

仕事とかでも、できる奴は偏った考え方になったり、結果的に自己満足で終わったりするじゃないですか。

ゲーテが『中途半端な才能しかない奴ほど、他人がやっていることは全て自分ができると思うものだ。でもそういう時の仕事は大抵の場合、自己満足で終わる。』と言っていましたが。

やっぱり総合的に器を大きく持ち、各自の能力を最大限に引き出すゆとりが結果的にいい仕事を生むんですね。
このアルバムはまさにそうだなぁ・・・と思います。

おお、仕事のバイブルにまでなるとは・・・素晴らしいアルバムじゃないか。

やっぱりロックンロールはいろんなことを教えてくれますね。

  

  • Posted by グレイトさん at 11:06Comments(0)