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Posted by たまりば運営事務局 at

2007年07月20日

真っ黒

メタリカの5枚目。
その名も『メタリカ』。
通称『ブラック・アルバム』です。

良くみると真っ黒じゃなくて、左上に『METALLICA』のロゴが、右下には『蛇』が書いてあるんですけどね。

たしかアメリカで800万枚以上売ったアルバムで、世界では1200万枚とも1500万枚とも言われてます。
もうみんなよくわかんないんだろーな、きっと。


さて、ここで歴史のお勉強。

その昔、ヘビメタの曲といえば『速い曲』『ミドルテンポの曲』『バラード曲』の3パターンでした。
あとはバンド構成、コード進行、曲調、声質、音質なんかでバリエーションを作っていたのです。

例えば、極端に速くしたらスラッシュメタル。
機械処理を施したらインダストリアル。
様式を重んじればクラシカル、など。


1990年代、そこに新しい要素として『グルーヴ』を持ちこんだのがこの『ブラック・アルバム』。
あとパンテラの『俗悪』ね。


大袈裟に言ってしまえば、このアルバムが『ヘビメタを遅くした』のです。


囁くように歌う『ジ・アンフォーギブン』や『ナッシング・エルス・マターズ』、
ひとつの意義あるリフで曲を作った『サッド・バット・トゥルー』、
ドラマチックな『マイ・フレンド・オブ・ミザリー』などなどメタリカとしては新しい要素も多いのですが非常に完成度が高く、素晴らしいアルバムになっています。

そしてこのアルバムの精力的なプロモーションの結果、メタリカは世界一のヘヴィロックバンドになったのです。

  

  • Posted by グレイトさん at 23:28Comments(1)