2007年10月29日
メタル・スラッシング・マッド
アルバムジャケット中央のちょっと上。
書いてありますねぇ。
『スラッシュ・メタル』と。
『アンスラックス』
メタリカ、メガデス、スレイヤーとともにスラッシュ4羽ガラスの一角を担う無敵のバンドです。
アンスラックスの特徴はやはり歌。
スラッシュ・メタルのバンドはギタリストが兼任でヴォーカルをとることが多く、しかも吐き捨てるように歌うことがほとんどですが、アンスラックスは専任のヴォーカリストがいてシッカリとメロディを歌っています。
そういう意味では正統派のヘヴィメタルに近いと言えますが、いやいやそんな簡単なモンじゃないっすよ。
なんせ『早い』。
そして『重い』。
さらに『硬い』。
だから『凄い』。
バンドの顔はドラムのチャーリー・ベナンテとギターのスコット・イアン。
チャーリー・ベナンテは手数・足数ともに凄く、ヘヴィメタル界屈指の実力者。
スラッシュ・メタルの中では間違いなく最強でしょう。
スコット・イアンの奏でるザクザクとした硬質のリフは楽曲をグイグイ引っ張りまくります。
まさしくメタル・ギターの最高のお手本です。
このアルバム『ザ・グレイター・オブ・トゥー・イーヴルズ』は初期の楽曲(現在とヴォーカリストが違う時期のもの)を再レコーディングした企画盤。
昔のアルバムの楽曲が最新の音質に変わっただけでも素晴らしさが増すのですが、さらにファンからの人気投票でリストを決めたという幸せな一枚。
ある意味『初期ベスト』と言える選曲です。
聴かなければならないのは
2曲目『メタル・スラッシング・マッド』
3曲目『コート・イン・ア・モッシュ』
4曲目『A.I.R』
そして、もしこれがダメなら
『スラッシュ・メタルから手を引きたまえ』
と言われても仕方ないです。
書いてありますねぇ。
『スラッシュ・メタル』と。
『アンスラックス』
メタリカ、メガデス、スレイヤーとともにスラッシュ4羽ガラスの一角を担う無敵のバンドです。
アンスラックスの特徴はやはり歌。
スラッシュ・メタルのバンドはギタリストが兼任でヴォーカルをとることが多く、しかも吐き捨てるように歌うことがほとんどですが、アンスラックスは専任のヴォーカリストがいてシッカリとメロディを歌っています。
そういう意味では正統派のヘヴィメタルに近いと言えますが、いやいやそんな簡単なモンじゃないっすよ。
なんせ『早い』。
そして『重い』。
さらに『硬い』。
だから『凄い』。
バンドの顔はドラムのチャーリー・ベナンテとギターのスコット・イアン。
チャーリー・ベナンテは手数・足数ともに凄く、ヘヴィメタル界屈指の実力者。
スラッシュ・メタルの中では間違いなく最強でしょう。
スコット・イアンの奏でるザクザクとした硬質のリフは楽曲をグイグイ引っ張りまくります。
まさしくメタル・ギターの最高のお手本です。
このアルバム『ザ・グレイター・オブ・トゥー・イーヴルズ』は初期の楽曲(現在とヴォーカリストが違う時期のもの)を再レコーディングした企画盤。
昔のアルバムの楽曲が最新の音質に変わっただけでも素晴らしさが増すのですが、さらにファンからの人気投票でリストを決めたという幸せな一枚。
ある意味『初期ベスト』と言える選曲です。
聴かなければならないのは
2曲目『メタル・スラッシング・マッド』
3曲目『コート・イン・ア・モッシュ』
4曲目『A.I.R』
そして、もしこれがダメなら
『スラッシュ・メタルから手を引きたまえ』
と言われても仕方ないです。
Posted by グレイトさん at
01:30
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2007年10月27日
レッドツェッペリン2
でで〜でで〜でっつつでっつつでっつつでっつつでっつつでっつつでん、
でで〜でで〜でっつつでっつつでっつつでっつつでっつつでっつつでん、
でで〜でで〜でっつつでっつつでん、
でで〜でで〜でっつつでっつつでん・・・
(胸いっぱいの愛を)
『レッド・ツェッペリン』
『グレートブリテンが世界に誇るバンド』なんていうスケールではありません。
『地球が太陽系に誇るバンド』です。
歴史的に見てもこのアルバム『レッドツェッペリン2』の存在と功績はあまりにも大きく、後のハードロック界を強力に牽引したことは言うまでもありません。
しかし改めて冷静に聴くと、ギターの音がでけぇ。
ライヴ盤とかじゃないのに、異様にでけぇっす。
まっ、これがバンド最大の目玉なので何も文句はありません。
中でも1曲目『ホール・ロッタ・ラヴ』と5曲目『ハートブレイカー』のリフは、全人類が口ずさめることが法律で決まっていてもおかしくない威力ではないでしょうか。
シンプルながらもツェッペリンワールドに引きずり込むその『巻き込みハリケーン』っぷりは、世の中に霊長類ヒト科の生物が存在する限り損なわれることはないでしょう。
そして『リヴィング・ラヴィング・メイド』も
『ランブル・オン』も
『モビー・ディック』も
『ザ・レモン・ソング』も、全部良いです。
良いったら良い。
良いのである。
さらにカッコ良いといえばギタリストのジミー・ペイジです。
今でこそパッと見は普通の、しかも日本人のおっさんみたいですが、若いころはハンパじゃなくカッコ良い。
上から下まで龍の刺繍が入った服を着こなせるヤツは他にいません。
(着てみたくて探したのですが、売ってなかった)
いやしかしホントに、特に当時の映像なんか観ると鼻血が出るほどイカしたバンドですね。
しかも『レッド・ツェッペリン、好きです』って言う自分がまたカッコ良いと思っちゃうんだよね。
あ〜カッコ良い、俺。
あれ、なんかアルバムの内容にほとんど触れずに終わってしまった・・・。
まぁとりあえずオススメってことです。
でで〜でで〜でっつつでっつつでっつつでっつつでっつつでっつつでん、
でで〜でで〜でっつつでっつつでん、
でで〜でで〜でっつつでっつつでん・・・
(胸いっぱいの愛を)
『レッド・ツェッペリン』
『グレートブリテンが世界に誇るバンド』なんていうスケールではありません。
『地球が太陽系に誇るバンド』です。
歴史的に見てもこのアルバム『レッドツェッペリン2』の存在と功績はあまりにも大きく、後のハードロック界を強力に牽引したことは言うまでもありません。
しかし改めて冷静に聴くと、ギターの音がでけぇ。
ライヴ盤とかじゃないのに、異様にでけぇっす。
まっ、これがバンド最大の目玉なので何も文句はありません。
中でも1曲目『ホール・ロッタ・ラヴ』と5曲目『ハートブレイカー』のリフは、全人類が口ずさめることが法律で決まっていてもおかしくない威力ではないでしょうか。
シンプルながらもツェッペリンワールドに引きずり込むその『巻き込みハリケーン』っぷりは、世の中に霊長類ヒト科の生物が存在する限り損なわれることはないでしょう。
そして『リヴィング・ラヴィング・メイド』も
『ランブル・オン』も
『モビー・ディック』も
『ザ・レモン・ソング』も、全部良いです。
良いったら良い。
良いのである。
さらにカッコ良いといえばギタリストのジミー・ペイジです。
今でこそパッと見は普通の、しかも日本人のおっさんみたいですが、若いころはハンパじゃなくカッコ良い。
上から下まで龍の刺繍が入った服を着こなせるヤツは他にいません。
(着てみたくて探したのですが、売ってなかった)
いやしかしホントに、特に当時の映像なんか観ると鼻血が出るほどイカしたバンドですね。
しかも『レッド・ツェッペリン、好きです』って言う自分がまたカッコ良いと思っちゃうんだよね。
あ〜カッコ良い、俺。
あれ、なんかアルバムの内容にほとんど触れずに終わってしまった・・・。
まぁとりあえずオススメってことです。
Posted by グレイトさん at
01:26
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2007年10月25日
日本代表
日本の野球選手が、日本のサッカー選手が、海外で注目を集めている。
それに先駆けて日本のハードロックバンドが海外で注目を集めていたことに、なぜ世間は騒がないのだ!
おかしいぞ。
政府による情報操作だ。
こんな世の中、間違ってるぞ。
もっとハードロックに市民権を!
そしてヘビメタに市民権を!
・・・と。
これが正直な心の叫び。
『ラウドネス』。
海外でも有名な日本のハードロックバンドです。
ホントに、すっげぇ人気あるんですよ。
メンバーチェンジも多ければ曲調の変化も多いのですが、一貫してクオリティの高いハードロックを作り続けているバンドです。
このアルバム『ユーロバウンズ』はライヴ盤で、人気曲が集まっていてお買い得。
4人のミュージシャンがかなりの力量を持っていることがバッチリ伝わる好盤です。
どんな感じかっていうと
1曲目『クレイジー・ドクター』で思いきりぶん殴られ、
2曲目『ロンリー・プレイヤー』で思いきりぶん殴られ、
3曲目『ミルキー・ウェイ』で思いきりぶん殴られ、
4曲目『ドリーム・ファンタジー』で思いきりぶん殴られたあと
5曲目『イン・ザ・ミラー』で思いきりぶん殴られるような感じです。
そしたら6曲目『エスパー』、7曲目『スピード』と思いきりぶん殴られるに決まってるじゃないですか。
そんで8曲目『ラウドネス』で思いきりぶん殴られてアルバム終わり。
手も足も出ない。
全力で聴いてテンション上がりっぱなし。
さすが、日本代表だね。
東洋の旋律を奏でるところなんて、泣いてもいいくらいですよ。
それに先駆けて日本のハードロックバンドが海外で注目を集めていたことに、なぜ世間は騒がないのだ!
おかしいぞ。
政府による情報操作だ。
こんな世の中、間違ってるぞ。
もっとハードロックに市民権を!
そしてヘビメタに市民権を!
・・・と。
これが正直な心の叫び。
『ラウドネス』。
海外でも有名な日本のハードロックバンドです。
ホントに、すっげぇ人気あるんですよ。
メンバーチェンジも多ければ曲調の変化も多いのですが、一貫してクオリティの高いハードロックを作り続けているバンドです。
このアルバム『ユーロバウンズ』はライヴ盤で、人気曲が集まっていてお買い得。
4人のミュージシャンがかなりの力量を持っていることがバッチリ伝わる好盤です。
どんな感じかっていうと
1曲目『クレイジー・ドクター』で思いきりぶん殴られ、
2曲目『ロンリー・プレイヤー』で思いきりぶん殴られ、
3曲目『ミルキー・ウェイ』で思いきりぶん殴られ、
4曲目『ドリーム・ファンタジー』で思いきりぶん殴られたあと
5曲目『イン・ザ・ミラー』で思いきりぶん殴られるような感じです。
そしたら6曲目『エスパー』、7曲目『スピード』と思いきりぶん殴られるに決まってるじゃないですか。
そんで8曲目『ラウドネス』で思いきりぶん殴られてアルバム終わり。
手も足も出ない。
全力で聴いてテンション上がりっぱなし。
さすが、日本代表だね。
東洋の旋律を奏でるところなんて、泣いてもいいくらいですよ。
Posted by グレイトさん at
21:43
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2007年10月24日
ダーク・トランキュリティ
スウェーデン出身のメロディック・デスメタルバンド
『ダーク・トランキュリティ』。
2枚目のアルバム『ザ・ギャラリー』です。
しかし・・・このブログはあまり正統派のハードロックやヘヴィメタルが出てこないような気がするのだが、気のせいだろうか。
思いのほかデスメタルとかが多くないか?
あとインダストリアル・・・。
なんつーか、『無慈悲』『冷酷』『殺伐』みたいな方向のバンドが多いような。
たしかに私は書いてて楽しいが、果たして読んでて楽しいのか?
・・・まぁいいや。好きなんだから。
自己満足度は相当高いし。
みんなコメントくれたりするし。
アレは嬉しいよね。
ありがとうございます。
さて、アルバムの内容にいきましょう。
CDプレーヤーの再生ボタンを押してわずか1秒。
1曲目『パニッシュ・マイ・ヘヴン』が始まればすぐに奈落の底に到達します。
そこにあるのは凄まじいまでのアグレッションとヘヴィネス。
悲劇的なほどドラマチックな怒涛のリフ展開。
冷酷なまでに暴力的なヴォーカルに、劇的にメロディアスなバンドアンサンブル。
メロディック・デス独特の『美と醜』を、圧倒的な表現力と威力で融合させたスケールの大きいアルバムになっているのです。
ヴォーカリストのミカエル・スタンネは当然『デス声』なのですが、表現力がスゴい。
『世界一、美しいデス声』といえば伝わるでしょうか?
いや、伝わらねーよな。
とりあえずデス・メタルに抵抗がなければ聴いてみていただきたいアルバムです。
ゲスト・ヴォーカルでしょうか、女性の声も入っていて、突如ハッとするメロディを歌ったりします。
これもまた、美と醜のコントラスト。
う〜む、美しい・・・
『ダーク・トランキュリティ』。
2枚目のアルバム『ザ・ギャラリー』です。
しかし・・・このブログはあまり正統派のハードロックやヘヴィメタルが出てこないような気がするのだが、気のせいだろうか。
思いのほかデスメタルとかが多くないか?
あとインダストリアル・・・。
なんつーか、『無慈悲』『冷酷』『殺伐』みたいな方向のバンドが多いような。
たしかに私は書いてて楽しいが、果たして読んでて楽しいのか?
・・・まぁいいや。好きなんだから。
自己満足度は相当高いし。
みんなコメントくれたりするし。
アレは嬉しいよね。
ありがとうございます。
さて、アルバムの内容にいきましょう。
CDプレーヤーの再生ボタンを押してわずか1秒。
1曲目『パニッシュ・マイ・ヘヴン』が始まればすぐに奈落の底に到達します。
そこにあるのは凄まじいまでのアグレッションとヘヴィネス。
悲劇的なほどドラマチックな怒涛のリフ展開。
冷酷なまでに暴力的なヴォーカルに、劇的にメロディアスなバンドアンサンブル。
メロディック・デス独特の『美と醜』を、圧倒的な表現力と威力で融合させたスケールの大きいアルバムになっているのです。
ヴォーカリストのミカエル・スタンネは当然『デス声』なのですが、表現力がスゴい。
『世界一、美しいデス声』といえば伝わるでしょうか?
いや、伝わらねーよな。
とりあえずデス・メタルに抵抗がなければ聴いてみていただきたいアルバムです。
ゲスト・ヴォーカルでしょうか、女性の声も入っていて、突如ハッとするメロディを歌ったりします。
これもまた、美と醜のコントラスト。
う〜む、美しい・・・
Posted by グレイトさん at
23:29
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2007年10月21日
高速道路対策
ここ数ヶ月、高速に乗る機会が多くあったんです。
だいたい1時間〜1時間半くらいなんですけど、やっぱり疲れてる時に危ないんですよ。
寝不足の時とかね。
んで対策として考えたのが
『歌う』こと。
しかもけっこう全力で。
かといってヘビメタを全力で歌うとそれこそ血管切れそうで危ないじゃないですか。
ジューダス・プリーストとか、プライマル・フィアとかね。
スピードも出してしまうし・・・。
なので、『口ずさむ』くらいのもので勝負。
『歌える』ことが前提なので、ちょっと昔に良く聴いてたCDを引っ張り出したり、買ったりする。
そうすっとだんだん邦楽が増えてくるんですよね。
しかも意外と新たな発見があったりして面白いんです。
一時期、私は女性の歌を歌うのが好きな時期があって、コレはその時の1枚。
『ラヴ・サイケデリコ』の『グレイテストヒッツ』です。
よく歌ってたのは3曲目の『ラスト・スマイル』。
流行りましたよね?
しかし、いま改めて聴いてもやっぱイイなあ。
誤解を恐れずにいうと、レッド・ツェッペリンとかキャロル・キングに似ているんですよね。
アレンジが豊富で飽きない。
声もしつこくないけど特徴があってイイし。
歌詞も面白いから好きです。
あと当時、私がよく歌っていたのは、中島みゆきの『地上の星』。
なぜか異常にハマっていたなぁ。
今度CD探そっと。
だいたい1時間〜1時間半くらいなんですけど、やっぱり疲れてる時に危ないんですよ。
寝不足の時とかね。
んで対策として考えたのが
『歌う』こと。
しかもけっこう全力で。
かといってヘビメタを全力で歌うとそれこそ血管切れそうで危ないじゃないですか。
ジューダス・プリーストとか、プライマル・フィアとかね。
スピードも出してしまうし・・・。
なので、『口ずさむ』くらいのもので勝負。
『歌える』ことが前提なので、ちょっと昔に良く聴いてたCDを引っ張り出したり、買ったりする。
そうすっとだんだん邦楽が増えてくるんですよね。
しかも意外と新たな発見があったりして面白いんです。
一時期、私は女性の歌を歌うのが好きな時期があって、コレはその時の1枚。
『ラヴ・サイケデリコ』の『グレイテストヒッツ』です。
よく歌ってたのは3曲目の『ラスト・スマイル』。
流行りましたよね?
しかし、いま改めて聴いてもやっぱイイなあ。
誤解を恐れずにいうと、レッド・ツェッペリンとかキャロル・キングに似ているんですよね。
アレンジが豊富で飽きない。
声もしつこくないけど特徴があってイイし。
歌詞も面白いから好きです。
あと当時、私がよく歌っていたのは、中島みゆきの『地上の星』。
なぜか異常にハマっていたなぁ。
今度CD探そっと。
Posted by グレイトさん at
23:44
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2007年10月20日
職人芸
『バッドランズ』。
バンド名であり、ファースト・アルバムのタイトルです。
曲良し、演奏良し、ルックス良し、のハンパじゃなくカッコ良いハードロック。
しかしあまりセールス的な結果を出せなかった・・・。
ま、その原因もわかりやすいのです。
誤解を恐れずにいうと、なんというか『華』がない。
『ロック・スターっぽさ』に欠ける。
バンドのメンバーは
ギター ジェイク・E・リー
ヴォーカル レイ・ギラン、
ベース グレック・チェイソン
ドラム エリック・シンガー
と、名だたる歴戦のツワモノ揃い。
ハードロック界屈指のの完璧な布陣です。
しかし、だからこそなのかコマーシャル性が少なく、頑固でタフな『職人芸』。
そんなアルバムなんですね。
宣伝や話題性などではなく、ホントに実力だけで素晴らしいモノを提供した、というバンドです。
やはりセールスというのは『運』というものも大切なんだと思います。
その『運』を引き寄せるのに難しい状況にあったのでしょう。
ホントにマコトに非常にとっても素晴らしくカッコ良いバンドなので、ちょっと残念な感じがします。
反面、この『クオリティの高い職人芸』は他のミュージシャンからは非常に高く評価されていて、いまだに根強い人気を誇っています。
『ミュージシャンズ・ミュージシャン』という言葉がありますが、まさに同業者から絶賛される内容な訳です。
実際に聴いてみるとスゴい。
ハードロックを少しでも好きなら
1曲目『ハイワイヤー』
2曲目『ドリームス・イン・ザ・ダーク』
の時点でノックアウトされまっせ。
バンド名であり、ファースト・アルバムのタイトルです。
曲良し、演奏良し、ルックス良し、のハンパじゃなくカッコ良いハードロック。
しかしあまりセールス的な結果を出せなかった・・・。
ま、その原因もわかりやすいのです。
誤解を恐れずにいうと、なんというか『華』がない。
『ロック・スターっぽさ』に欠ける。
バンドのメンバーは
ギター ジェイク・E・リー
ヴォーカル レイ・ギラン、
ベース グレック・チェイソン
ドラム エリック・シンガー
と、名だたる歴戦のツワモノ揃い。
ハードロック界屈指のの完璧な布陣です。
しかし、だからこそなのかコマーシャル性が少なく、頑固でタフな『職人芸』。
そんなアルバムなんですね。
宣伝や話題性などではなく、ホントに実力だけで素晴らしいモノを提供した、というバンドです。
やはりセールスというのは『運』というものも大切なんだと思います。
その『運』を引き寄せるのに難しい状況にあったのでしょう。
ホントにマコトに非常にとっても素晴らしくカッコ良いバンドなので、ちょっと残念な感じがします。
反面、この『クオリティの高い職人芸』は他のミュージシャンからは非常に高く評価されていて、いまだに根強い人気を誇っています。
『ミュージシャンズ・ミュージシャン』という言葉がありますが、まさに同業者から絶賛される内容な訳です。
実際に聴いてみるとスゴい。
ハードロックを少しでも好きなら
1曲目『ハイワイヤー』
2曲目『ドリームス・イン・ザ・ダーク』
の時点でノックアウトされまっせ。
Posted by グレイトさん at
21:12
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2007年10月07日
2007年10月07日
2007年10月07日
2007年10月05日
デスメタル界の歴史的名盤
このCDのオビにはこう書いてあります。
『あなたの琴線に触れる。』
さて、どんなバンドを想像しますか?
心臓に直接響くリフの応酬。
ハッとするドラマチックな曲展開。
切れ味鋭い慟哭のメロディ。
ひたすら美しいツイン・ギターのハーモニー。
全て、このアルバムに入っています。
アーティストは『カーカス』。
アルバムは『ハートワーク』。
ジャンルは『デスメタル』です。
デスメタルで『琴線に触れる』?
と思うじゃないですか。
その疑問に即答しましょう。
『触れます。』
並のメロディック・スピード・メタルのバンドよりよっぽど泣けます。
ビル・スティアーとマイケル・アモット。
2人のギタリストがこの『ハートワーク』でデスメタル界に革命を起こしたのです。
デスメタルの『暴力性』を持ったまま、マイケル・シェンカーにも通じる叙情的な旋律を組み入れていく。
のちに『メロディック・デス』と呼ばれる新しいデスメタルのハシリとも言えます。
事実この『ハートワーク』以降、各国のデスメタルのバンドはこぞってメロディを取り入れるようになり、音質を向上させるようになりました。
デスメタルの歴史上でも、貴重な1枚。
オススメのレベルを超えた、
『エクストリーム・ヘヴィ・ミュージック代表』といえるアルバムです。
さぁヘンな先入観を持たずに、琴線に触れられてください。
『あなたの琴線に触れる。』
さて、どんなバンドを想像しますか?
心臓に直接響くリフの応酬。
ハッとするドラマチックな曲展開。
切れ味鋭い慟哭のメロディ。
ひたすら美しいツイン・ギターのハーモニー。
全て、このアルバムに入っています。
アーティストは『カーカス』。
アルバムは『ハートワーク』。
ジャンルは『デスメタル』です。
デスメタルで『琴線に触れる』?
と思うじゃないですか。
その疑問に即答しましょう。
『触れます。』
並のメロディック・スピード・メタルのバンドよりよっぽど泣けます。
ビル・スティアーとマイケル・アモット。
2人のギタリストがこの『ハートワーク』でデスメタル界に革命を起こしたのです。
デスメタルの『暴力性』を持ったまま、マイケル・シェンカーにも通じる叙情的な旋律を組み入れていく。
のちに『メロディック・デス』と呼ばれる新しいデスメタルのハシリとも言えます。
事実この『ハートワーク』以降、各国のデスメタルのバンドはこぞってメロディを取り入れるようになり、音質を向上させるようになりました。
デスメタルの歴史上でも、貴重な1枚。
オススメのレベルを超えた、
『エクストリーム・ヘヴィ・ミュージック代表』といえるアルバムです。
さぁヘンな先入観を持たずに、琴線に触れられてください。
Posted by グレイトさん at
00:29
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2007年10月04日
インギー
『イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース』の『オデッセイ』。
そんなに太ってない頃ですね。
ヴォーカルは言わずと知れた、元レインボーの
ジョー・リン・ターナー。
レインボー〜ライジングフォース、というキャリアはすなわち
リッチー・ブラックモア〜イングヴェイ・マルムスティーン、という
『ハードロック界・2大変わり者ギタリスト』のバンドを歴任することであり、非常に名誉ある、そして勇気ある、そして気苦労が絶えなかったであろう行為ですね。
偉いぞ、ジョー・リン・ターナー。
なんとなく、レインボー時代のジョー・リン・ターナーは『強い個性云々』というより『バンドの和を保つための実力派』という印象だったんですが・・・
このライジングフォースではイングヴェイ・マルムスティーンのギターと並んで2枚看板になっている感じがします。
モチロン、ギターが強いのには変わりませんが。
指動いてんな〜、の1曲目『ライジング・フォース』
いかにもアメリカ意識な2曲目『ホールド・オン』
夏のドライブに最適な3曲目『へヴン・トゥナイト』
イントロなげぇ。しかもその展開?の6曲目『ライオット・イン・ザ・ダンジョンズ』
迫力あるインストの11曲目『クラカト』
などなど、なかなかバラエティ豊かな構成で楽しめるのですが、中でもイチオシは10曲目
『ファスター・ザン・ザ・スピード・オブ・ライト』。
こーゆーことをやるから嫌い、という話も良く出ますが
『イングヴェイ節』モロ炸裂、本気の1曲。
とりあえず聴いてみればいいじゃない。
そんなに太ってない頃ですね。
ヴォーカルは言わずと知れた、元レインボーの
ジョー・リン・ターナー。
レインボー〜ライジングフォース、というキャリアはすなわち
リッチー・ブラックモア〜イングヴェイ・マルムスティーン、という
『ハードロック界・2大変わり者ギタリスト』のバンドを歴任することであり、非常に名誉ある、そして勇気ある、そして気苦労が絶えなかったであろう行為ですね。
偉いぞ、ジョー・リン・ターナー。
なんとなく、レインボー時代のジョー・リン・ターナーは『強い個性云々』というより『バンドの和を保つための実力派』という印象だったんですが・・・
このライジングフォースではイングヴェイ・マルムスティーンのギターと並んで2枚看板になっている感じがします。
モチロン、ギターが強いのには変わりませんが。
指動いてんな〜、の1曲目『ライジング・フォース』
いかにもアメリカ意識な2曲目『ホールド・オン』
夏のドライブに最適な3曲目『へヴン・トゥナイト』
イントロなげぇ。しかもその展開?の6曲目『ライオット・イン・ザ・ダンジョンズ』
迫力あるインストの11曲目『クラカト』
などなど、なかなかバラエティ豊かな構成で楽しめるのですが、中でもイチオシは10曲目
『ファスター・ザン・ザ・スピード・オブ・ライト』。
こーゆーことをやるから嫌い、という話も良く出ますが
『イングヴェイ節』モロ炸裂、本気の1曲。
とりあえず聴いてみればいいじゃない。
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09:25
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2007年10月01日
六三四
日本が誇るハードロックバンド『六三四』。
『ムサシ』と読みます。
アルバムは『ファー・イースト・グルーヴ』です。
そういえば邦楽を取り上げるのは初めてです。
特に理由はないんですけど。
さて、この六三四。
ドラム、ベース、ギター、キーボード・・・というところまでは普通のバンド編成。
違うのはそこに和太鼓、三味線、尺八といった日本の伝統楽器が入っていることです。
しかも全員が全員、その楽器でメシを食っている卓越したミュージシャンで、そんな人達が超・高水準でバンドとしての音を作っているという、かなりゼイタクな一枚。
しかし、コレをただ『ハードロックと伝統楽器の融合』というだけでは魅力の半分も伝わりません。
決して『ハードロックの中にアクセントとして伝統楽器が入っている』というわけではないのです。
聴けばわかるその仕組み。
音の中心である『メインとなる楽器』が曲ごとに変わるのですが、最も耳に残るのは
『三味線』。
これが特徴ある音に加えてアタックの強さもあり、とにかく素晴らしい響きなんです。
刺激的な中に温かみのある、心地よく美しい和音階。
なんだか『日本人である』ことに誇りを感じますね。
企画モノではなく、継続していく『バンド』という形態。
だからこそのこの緊張感とクオリティ。
日本人なら、これは真剣に聴かないとイカンですよ。
ホントに素晴らしいのです。
『ムサシ』と読みます。
アルバムは『ファー・イースト・グルーヴ』です。
そういえば邦楽を取り上げるのは初めてです。
特に理由はないんですけど。
さて、この六三四。
ドラム、ベース、ギター、キーボード・・・というところまでは普通のバンド編成。
違うのはそこに和太鼓、三味線、尺八といった日本の伝統楽器が入っていることです。
しかも全員が全員、その楽器でメシを食っている卓越したミュージシャンで、そんな人達が超・高水準でバンドとしての音を作っているという、かなりゼイタクな一枚。
しかし、コレをただ『ハードロックと伝統楽器の融合』というだけでは魅力の半分も伝わりません。
決して『ハードロックの中にアクセントとして伝統楽器が入っている』というわけではないのです。
聴けばわかるその仕組み。
音の中心である『メインとなる楽器』が曲ごとに変わるのですが、最も耳に残るのは
『三味線』。
これが特徴ある音に加えてアタックの強さもあり、とにかく素晴らしい響きなんです。
刺激的な中に温かみのある、心地よく美しい和音階。
なんだか『日本人である』ことに誇りを感じますね。
企画モノではなく、継続していく『バンド』という形態。
だからこそのこの緊張感とクオリティ。
日本人なら、これは真剣に聴かないとイカンですよ。
ホントに素晴らしいのです。
Posted by グレイトさん at
23:44
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