たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

2009年05月16日

ディマニュファクチャー

このバンドは規格外。

激しい、とか、
ヘヴィ、とか、
そういった一般的に語られる
範疇を超えている。

並のアーティストなら
即、破綻しているであろう
極限の音使いでありながら、
抜群の整合性。
脅威の正確さ。
『恐怖工場』という名に、
まさしく相応しい。

断続的に放たれる音の塊は
機関銃の音にも似た
無慈悲な規則正しさ。
それが、とにかく熱い。
金属的で機械的でありながら、
『氷のように冷徹』
ではなく
『原子炉のように灼熱』
である。

分類すればインダストリアル、
そしてグラインドコアだが、
その定義が意味を成さない
幅の広さ。
この戦闘力。
この破壊力。
この攻撃力。
この完成度。
この緊張感。
真人間が作ったとは思えない、
奇跡のテンションである。


フィア・ファクトリーの2枚目、
『ディマニュファクチャー』。

天下無双。
唯一無二。




  

  • Posted by グレイトさん at 07:30Comments(0)

    2009年05月12日

    ウルフギャングズ・ビッグ・ナイト・アウト

    ブライアン・セッツァー・オーケストラがクラシック。

    豪快この上ない遊びを真剣にやってのけるこのチームは、
    凄まじくエンターテイメントなプロ集団です。

    2009年2月の公演を観にいきました。

    ライヴがはじまり、気持ち良く盛り上がっていたところ、
    4曲目か5曲目あたりで、なんと演奏中に
    ブライアンのギターの音が出なくなるという致命的なハプニングが発生。
    アンプをいじったりしながら曲を進めていくのですが、
    一向に音は出ないままでした。

    曲は今まさにギターソロに突入しようとしているところ。
    観客全員がドキドキしながら観ていたのですが、
    ブライアンは慌てることもなく、管楽器隊に
    『いってくれ』みたいなジェスチャーをしました。

    そしたら前に出て間をもたせるどころではありません。
    管楽器隊員による、ソロの吹き合いです。
    いつもと違うものを最高の状態で魅せる、
    という気合がガッツリ伝わってくる素晴らしいパフォーマンス。

    観客としてもホッとするだけでなく、感動が何倍にもなり、
    『良いもの観れた』 という幸せな気持ちで一杯でした。


    やっぱりプロはかっこいい。
    すげーかっこいい。
    エンターテイメントはかっこいい。
    本物はかっこいい。


      

  • Posted by グレイトさん at 07:41Comments(0)

    2009年05月04日

    太陽と戦慄

    『文句なしの名盤』
    とか言うと逆に疑いますよね。
    表現がありきたりというか、陳腐すぎるというか。
    お決まりのフレーズっていうくらいにしか感じないです。
    もっと気の利いた言葉はないのかよ、と思ってしまいます。


    というわけでキング・クリムゾンの通算6枚目、
    『太陽と戦慄』。

    えーっと、
    文句なしの名盤です。

    他に言いようがありません。


    キング・クリムゾンはバンド・マスターである
    ロバート・フリップ以外はアルバム毎にメンバーが
    入れ替わることから、『音楽共同体』と言われており、
    いわばプロジェクト的な要素が強い集団でした。

    しかしこの『太陽と戦慄』は、『バンド』であることに拘り、
    アレンジ60、アドリブ40で作成されたといいます。

    実際のところ、どうなのかはわかりませんが、
    まぁとにかく、『はぁ〜・・・』です。

    それまでの実績からハンパじゃない集団であることは
    容易に想像できましたが、いやや、それにしてもすげぇ。

    なんなんでしょう。このギリギリな感じは。
    決して激しいわけではない音使いですし、
    ヘヴィ・メタルのように音圧が強いわけでもない。
    それなのに。
    それなのに、です。

    誤解を恐れずに言うと、
    まったく癒やされない音楽。

    研ぎ澄まされた刃物が、ひんやりとした暗闇で
    こっそり光っているかのような孤独さ。
    内臓に響く緊張感。
    聴いていて、喉が渇きます。


    天才というのは本当に凄い。
    どうやって作るんでしょうね、こんなのを。

    初めて聴いたときは
    『なんか無駄に空間が多いな〜』
    なんて思ったのを覚えています。
    しかし、聴いているうちにそれが必要な空間であり、
    さらに『空間という音』なのだと理解するわけです。

    ロックを精神世界、宗教世界のレベルにまで引き上げた、
    まさに芸術。

    太陽と戦慄。

    文句なしの名盤です。



      

  • Posted by グレイトさん at 08:04Comments(1)