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Posted by たまりば運営事務局 at

2009年07月30日

スタンド・バイ・ミー

映画 『スタンド・バイ・ミー』 のサントラ。

映画がいわずとしれた名作なら、サントラも名作です。


映画は1980年代のものですが、
サントラ収録曲は50年代から60年代。
いまではクラシック・ロックとかスタンダードとか
オールディーズと言われるものがほとんどです。


こもるような打楽器の音。
分離しきれない楽器の音。、
息づかいまで聞こえる、ダイレクトな声。

現代では機械で処理してしまうものばかりですが、
この 『温かい古さ』 が最高に魅力的なんです。


ベン・E・キング 『スタンド・バイ・ミー』は言わずもがな。
バディ・ホリー 『エヴリデイ』
シャーリー&リー 『レット・ザ・グッド・タイムス・ロール』
コーデッツ 『ロリポップ』
ジェリー・リー・ルイス 『火の玉ロック』
あたりが有名でしょうか。

CMとかで使われてるたりするので、
曲名は知らないけど聴いたことある、
っていうパターンがありますよ。


それと、この時代の歌詞が好きです。

シンプルに、ストレートに、
堂々と愛を語る。
不満を吐き出す。
ロックンロールへ賛辞を送る。

難解じゃないから伝わる。

現代でも歌詞が良いアーティストは少なくないですが、
本当に必要な言葉はこの頃に出尽くしているんですよね。



  

  • Posted by グレイトさん at 07:53Comments(0)

    2009年07月18日

    ヘルソングス

    コレは凄い。
    本当に凄い。
    久々に、
    『うおっ!ホントかよ!』
    という衝撃を受けました。


    スウェーデン出身の3人組アコースティックユニット、
    その名も 『ヘルソングス』 。

    歌っているのはハリエット・オールソンという女性で、
    シェリル・クロウとかアラニス・モリセットのような
    心温まる、天国に届くような声。
    演奏もまた心地良く、パッと聴いた感じは
    そういった系統のニューカマーかと思います。


    しかし、だとしたらこんなに衝撃は受けません。
    ああ、いい感じのアーティストだな、とはなっても、
    『うおっ!ホントかよ!』
    にはならないでしょう。


    では、何が衝撃かといいますと。
    実は、このヘルソングスはカヴァーバンドなんですね。
    しかも、ハードロックやヘヴィメタルのカヴァーです。


    世をはかなみ、切なさでいっぱいになった誰かが
    『音で人を殴る』
    ために考えた音楽、
    ヘヴィメタル。

    まさしく暴力的な音質、音量、音数は、
    他ジャンルの追従を許しません。

    そのヘヴィメタルを、徹底的にソフトに、テンダネスに、
    ハートウォーミングに、ピースフルに、幸せにアレンジ。

    究極のリラクゼーション・ミュージックに昇華しているのです。


    メタリカ 『ブラッケンド』
    ヴァン・ヘイレン 『ジャンプ』
    メガデス 『狂乱のシンフォニー』
    ジューダス・プリースト 『ブレイキング・ザ・ロウ』
    ツイステッド・シスター 『ウィー・アー・ノット・ゴナ・テイク・イット』
    モーターヘッド 『オーガズマトロン』
    スレイヤー 『シーズンズ・イン・ジ・アビス』
    アイアン・メイデン 『明日なき戦い』
    ブラック・サバス 『パラノイド』
    サクソン 『プリンセス・オブ・ザ・ナイト』
    アイアン・メイデン 『誇り高き戦い』
    ヨーロッパ 『ロック・ザ・ナイト』
    AC/DC 『サンダーストラック』


    ツボを心得た選曲も安心二重丸。
    なんてキレイなメタリカなんだ。
    なんて聴きやすいスレイヤーなんだ。
    なんてブレイキングしなそうなブレイキング・ザ・ロウなんだ。
    なんて狂乱しなそうな狂乱の
    シンフォニーなんだ。


    アレンジ能力の高さ、完成度の高さが
    単なる企画ものではないことを証明。

    そしてなにより世界各国のヘヴィメタル・ファンにも
    支持されていることが、本物であることを裏付けています。


    いやぁ、衝撃。
    面白い。



      

  • Posted by グレイトさん at 08:09Comments(0)

    2009年07月08日

    ライフ・フォー・レント

    エミネムの曲にサンプリングで使用されたり
    映画やドラマの主題歌になったりと、
    何かと話題のある楽曲の入ったデビュー・アルバム
    『ノー・エンジェル』が
    世界で1200万枚のセールスという快挙。

    こちらは続く2枚目のアルバム
    『ライフ・フォー・レント』。

    アーティストは
    ダイド・アームストロング。

    英国出身の女性シンガーソングライターです。

    アームストロング。
    なんつーか、『出来る名前』ですねぇ。


    どんな感じかといいますと、
    エッジのきいたアコースティックな音に、
    憂いのあるしっとりとした声が絡みます。

    雨の音が聞こえる寒空の情景、というような、
    とても綺麗な音楽です。

    癒し系、というにはちょっと歌詞が過激ですが、
    気だるさのないキリッとした雰囲気と、
    芯のある知的な空気が心地よいです。

    音数が少なくシンプルですのでほぼフォークですね。

    それにしてもこのクオリティの高い曲、
    この流れのよいメロディ。

    グランベリーズやスティング、U2のしっとりした部分を彷彿させます。


    好きなんです。
    こーゆーの。


      

  • Posted by グレイトさん at 08:15Comments(2)