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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年04月30日

ザ・モンスター

らー・らー・うららー!
ろまー・ろままー!
がー・がー・うららー!



アンダーグラウンドを知るポップスの才女、

PVにモザイクが必要になる問題児、

自ら衣装も創作するコーディネーター、

天性のアーティスト、無敵の表現者。


レディー・ガガの
『ザ・モンスター』。

こちらは2枚目・・・ではなく
1枚目のパワーアップ・バージョン。

冒頭の言葉は、アルバム1曲目の
『バッド・ロマンス』の歌い出しです。


ミリオンを何倍も超えるセールスを記録したデビューアルバム
『ザ・フェイム』に、新曲を追加して再リリース。

日本のレコード会社がよく使う、ちょっと悔しい手段ですね。
買っちゃうけど。

これがあると1枚目がいらなくなってしまうという、
嬉しくも悲しい企画盤です。


芸術だからアート、芸術家だからアーティスト。

世界において、自分が何をすべきなのかを
明確に知っているのでしょう。

デヴィット・ボウイやマーク・ボランのカッコ良さに似た、
異世界が見えているであろう知的さは脱帽です。


最強の武器はやはり、
聴きやすさに覚えやすさ、曲の素晴らしさ。

ピアノ弾きらしい奥の深い曲、
そしてメロディの洪水。


強気で放たれる歌詞には賛否があるかも知れませんが、
なんせ面白くて耳に残ります。


アメリカを代表するディーヴァ、
ビヨンセとの共演で話題の 『テレフォン』 のPVは
曲の魅力もさることながら、ショートムービーとして楽しめる
衝撃的で、笑えて、ちょっと邪悪な芸術作品。

必見です。



  

  • Posted by グレイトさん at 23:27Comments(0)

    2010年04月27日

    ブック・オブ・シャドウズ

    オジー・オズボーン引退宣言のあと、
    プライド&グローリーを率いたザック・ワイルド。


    結局、オジー・オズボーンは復帰するのですが、
    その際にザック・ワイルドは不参加になります。


    こちらはその時のソロ・アルバム
    『ブック・オブ・シャドウズ』です。


    アコースティックを主体とする、
    ブルースやカントリーなどのルーツ感のある音楽です。


    いうなれば、プライド&グローリーから、
    ブラック・サバス的な引き摺る要素を抜いて、
    大地の匂いで仕上げたロック。

    どんなシチュエーションにもピッタリ合う
    この曲作りのセンスは特筆すべきですね。
    全く捨て曲なし。

    そしてザック・ワイルド本人の歌が凄まじく魅力的。
    ここまでシブく、カッコ良いヴォーカルはなかなかいない。

    優しくて、男らしくて、酒呑みなんだろうな〜、と。


    オジー・オズボーン・バンドや、
    徹底したヘヴィ路線である
    ブラック・レーベル・ソサエティ とは異なる音ですが、
    そんなメタル耳の方でも抵抗なく聴けるのでは、
    と思います。



    なんつーか・・・

    とにかくいいアルバムです。



      

  • Posted by グレイトさん at 00:26Comments(0)

    2010年04月19日

    スラッシュ

    シルクハットに黒い髪。

    濃い顔立ちの男前。

    レスポールを低く構えて、
    感情を剥き出しにするステージング。

    強烈な存在感を纏ってギターを鳴らすその姿は、
    ただ純粋にカッコ良い。


    元ガンズアンドローゼズ・・・
    なんていう説明はもはや不要のギタリスト、
    スラッシュのソロ・アルバムです。

    曲ごとにゲストとしてヴォーカルを招いているのですが、
    参加しているメンバーのスゴいことスゴいこと。

    オジー・オズボーン、レミー・キルミスター、
    イギー・ポップ、クリス・コーネル、アダム・レヴィーン、
    キッド・ロック、イアン・アストベリー・・・
    日本人では稲葉浩志。

    ジャンルを超えて
    大ベテランから近年のスターまで
    豪華にも程があるってくらいの豪華さです。

    エアロスミスのスティーヴン・タイラーも
    参加の予定だったらしいのですが、
    残念ながらスケジュールの関係で無理だったんですって。

    しかし、このアルバムの完成度からいうと
    どちらかといえばスティーヴンが損をしましたね。

    それくらい純度の高い、アメリカン・ハードロックの傑作です。


    なによりスゴいのは、個性派揃い、曲者揃いのシンガーなのに
    曲作りによってシンガーの特徴を最大に活かしていること。

    つまり一曲ごとにスタイルが異なるんですね。

    そして、それでいて決して散漫ならず、
    むしろ 『スラッシュ節』 とでも呼びたい仕上がり。

    ブラック・アイド・ピーズのファーギーを
    ロック・シンガーとして見抜いた事実が全てを物語ります。


    スゴいぞスラッシュ。

    これはカッコ良い。


      

  • Posted by グレイトさん at 00:21Comments(0)

    2010年04月08日

    ザ・フェイム

    話題沸騰。


    レディー・ガガのデビューアルバム、
    『ザ・フェイム』。


    まぁ、なんつーか、
    規格外のアーティストです。

    その独特の世界観たるや、
    マイケル・ジャクソンやマドンナと比べても、
    見劣りしないんじゃないかと思うくらい
    ホントに独創的で衝撃的。
    そして、それでいて自然体。
    奇跡の存在です。


    インターネットで検索すれば、
    画像も動画もゴロゴロありますので
    ぜひご覧になってみてください。

    すげぇ、って思うはずですから。


    こういうアーティストは、実力がなければ
    単なるイロモノとしての扱いになってしまいます。

    しかし、作詞、作曲、パフォーマンス、
    アーティストイメージ、コンセプト、
    すべての考案、具現化を自身で行っているんですね。

    これは無条件に無敵です。


    主に80年代風テクノ・ポップを表現方法として使っていますが、
    その裏にあるのは正真正銘、図太い作曲能力。

    いわゆるAメロ、Bメロも、
    全部がサビになり得るほどのインパクトを放ちます。
    この至極のメロディ・メーカーぶりは才能でしょう。

    声色の使い分けも見事で、
    耳当たりのよい話し声のトーンで、
    細くキレイに歌いあげたり、
    ガッツリと圧力をかけたヘヴィな歌声も。

    噛み潰したようなクセのある響きは、
    シンディ・ローパーを彷彿させるカッコ良さ。

    仮に全曲をピアノ弾き語りで演奏しても
    スゴいアルバムになっているでしょう。


    どこか退廃的でありながら、
    ポップスの王道をいく絶妙なセンス。
    この感覚は、ジャンルを超越して
    もはやロックンロールと呼びたいですね。

    とはいえパッと見だと変質者ですので、
    教育上はよろしくないかも。


    とにかくアーティストとして、最高です。


      

  • Posted by グレイトさん at 21:58Comments(0)