2010年05月14日
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ
今日もきっと、
世界のどこかでこんなやりとり。
『ほら、なんつったっけ、あのバナナのやつ。』
『ああ、あのジャケットね。有名だよね。』
『そうそう。なんだっけ。』
『えーっと、たしかヴェルヴェット・・・』
『あっ!ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコだ!』
『ああ、それそれ。』
『ジャケットはアンディ・ウォーホル。』
『そうだ。たしかプロデュースもアンディ・ウォーホルだよ。』
音楽雑誌なんかで、ロック名盤特集 とかがあると
絶対に入っている名盤中の名盤。
それはもう、歴史的名盤です。
チャック・ベリーやプレスリー以降、
ロックは時代とともに激しくなったり、柔らかくなったり、
心地良かったり騒がしかったり、
凄まじかったり、癒やしを取り入れたり、
手を変え品を変え、様々に変化。
さらにそれらが細分化されていきます。
一体、いつからダークサイドにも目を向けるようになったのか。
狂気をはらむようになったのか。
陰鬱や無気力の空気を纏うことが許されるようになったのか。
コチラはその問いに答えられるアルバムです。
『ヴェルヴェット・アンダーゲラウンド&ニコ』。
ガレージで演奏しているかのように庶民的でありながら、
醸し出す雰囲気は神秘の極地。
フレーズや音使いが明るくても、
どこか退廃的で影を感じる、という孤高のオーラ。
それは、歴史を代表するロックバンド、
ザ・ビートルズが唯一持っていない武器でしょう。
あまりにもインパクトのあるジャケット。
例えその意図はわからなくとも、
曲そのものは決して難解ではなく、
それでいて至高に美しい。
このアルバムが世に存在していなかったら。
どう少なくみても、今の時代の
『ロックの定義』
は違うはず。
だからこその、語り継がれる名盤です。
世界のどこかでこんなやりとり。
『ほら、なんつったっけ、あのバナナのやつ。』
『ああ、あのジャケットね。有名だよね。』
『そうそう。なんだっけ。』
『えーっと、たしかヴェルヴェット・・・』
『あっ!ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコだ!』
『ああ、それそれ。』
『ジャケットはアンディ・ウォーホル。』
『そうだ。たしかプロデュースもアンディ・ウォーホルだよ。』
音楽雑誌なんかで、ロック名盤特集 とかがあると
絶対に入っている名盤中の名盤。
それはもう、歴史的名盤です。
チャック・ベリーやプレスリー以降、
ロックは時代とともに激しくなったり、柔らかくなったり、
心地良かったり騒がしかったり、
凄まじかったり、癒やしを取り入れたり、
手を変え品を変え、様々に変化。
さらにそれらが細分化されていきます。
一体、いつからダークサイドにも目を向けるようになったのか。
狂気をはらむようになったのか。
陰鬱や無気力の空気を纏うことが許されるようになったのか。
コチラはその問いに答えられるアルバムです。
『ヴェルヴェット・アンダーゲラウンド&ニコ』。
ガレージで演奏しているかのように庶民的でありながら、
醸し出す雰囲気は神秘の極地。
フレーズや音使いが明るくても、
どこか退廃的で影を感じる、という孤高のオーラ。
それは、歴史を代表するロックバンド、
ザ・ビートルズが唯一持っていない武器でしょう。
あまりにもインパクトのあるジャケット。
例えその意図はわからなくとも、
曲そのものは決して難解ではなく、
それでいて至高に美しい。
このアルバムが世に存在していなかったら。
どう少なくみても、今の時代の
『ロックの定義』
は違うはず。
だからこその、語り継がれる名盤です。
Posted by グレイトさん at
21:25
│Comments(0)
2010年05月05日
ウルトラ・ペイローデッド
オルタナティヴ黎明期を支え、
ジェーンズ・アディクション、
ポルノ・フォー・パイロスを率いて
数々のキャリアを築いてきた孤高のアーティスト、
ペリー・ファレル。
90年代のムーブメントをまとめあげ、
巨大フェスティバル
『ロラパルーザ』を考案、主宰したことなど、
音楽業界への貢献度も高いといえます。
こちらはそのペリー・ファレルによるプロジェクト、
『サテライト・パーティー』。
ミクスチャーを極めたアーティストによる、傑作です。
プロジェクト・・・といってももちろんバンド形態。
ギタリストは、かのヌーノ・ベッテンコートなんですね。
と、なるとハードロック、メタル、ファンク、
ダンス、エレクトリック、パンク・・・
様々な角度から、様々なスタイルで
ジャンルの壁を一切排除して展開する音楽。
ベテランらしい風格と、
ベテランらしい安定感がありながら、
ベテランらしからぬ意欲。
実力、実績ともに申し分ない
この二人ならではの、洗練された壮大さです。
心地良い風が吹いているような曲の流れと、
息遣いの聴こえるヴォーカル、空間の使い方まで計算された雰囲気は
最大の賛辞として
『U2のようだ』
と言いたいですね。
ジェーンズ・アディクション、
ポルノ・フォー・パイロスを率いて
数々のキャリアを築いてきた孤高のアーティスト、
ペリー・ファレル。
90年代のムーブメントをまとめあげ、
巨大フェスティバル
『ロラパルーザ』を考案、主宰したことなど、
音楽業界への貢献度も高いといえます。
こちらはそのペリー・ファレルによるプロジェクト、
『サテライト・パーティー』。
ミクスチャーを極めたアーティストによる、傑作です。
プロジェクト・・・といってももちろんバンド形態。
ギタリストは、かのヌーノ・ベッテンコートなんですね。
と、なるとハードロック、メタル、ファンク、
ダンス、エレクトリック、パンク・・・
様々な角度から、様々なスタイルで
ジャンルの壁を一切排除して展開する音楽。
ベテランらしい風格と、
ベテランらしい安定感がありながら、
ベテランらしからぬ意欲。
実力、実績ともに申し分ない
この二人ならではの、洗練された壮大さです。
心地良い風が吹いているような曲の流れと、
息遣いの聴こえるヴォーカル、空間の使い方まで計算された雰囲気は
最大の賛辞として
『U2のようだ』
と言いたいですね。
Posted by グレイトさん at
23:57
│Comments(0)