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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年11月13日

アンセム

ローナン・ハーディマン。

テレビやCM音楽を多数手掛け、
舞台音楽などにも楽曲を提供している作曲家です。


それにしてもやはり、アイルランドの音運びは日本人の琴線に触れます。

どうやら、アイルランドの民謡と日本の民謡は、
コード進行が似てるんですね。

幼いころから 『聴きやすい曲』 として染み付いているものが、
北半球の反対側と根底でつながっているわけです。

なんだか壮大で、嬉しい話ですな。


ケルト音楽、アイリッシュ・ミュージック独特の
『厳格な緊張感』と『開放的な大自然』
の二極の対比。

このアルバム『アンセム』は
それを音にしてテンポよくポップに仕上げています。

空気がピンっと張り詰める集中力と、
心地よい風のような癒やしが同居する、
バランス感覚に優れた耳当たりの良い音楽です。

エンヤよりダンサブルでスリリング、
U2より軽快でアクがない。
アイルランドのアーティストが好きならば絶対に気に入りますね。

スゴく 『丁度よい』 感じです。


イン・トゥア・ヌアで活躍していたレスリー・ドゥダルと
ロシーン・オライリーというオペラ歌手が
どちらがメイン、というのではなくヴォーカルを担当していますが、
このふたりがすげーいいんです。

憂いを含みながらも逞しく、
なめらかでありながら明るく透き通った感じ。


朝昼晩を問わず、
テンションのハイ・ローを問わず、
老若男女を問わず、
リーゼントでもモヒカンでも刈り上げでも問わず、
誰もがいつでも抵抗なく

『いいっすね』

と言えるはずです。


なんつーか、いい加減な文章しか書けない自分が恥ずかしいんですけど、
ホントに良いのです。

  

  • Posted by グレイトさん at 22:40Comments(0)