2011年06月19日
ライヴ&ラウド
アルバム 『ノー・モア・ティアーズ』 に伴うツアーで、
帝王はツアー生活からの引退を表明。
その記念となる2枚組ライヴ・アルバム、
『ライヴ&ラウド』。
ブラック・サバス時代と
オジー・オズボーンとしての代表曲を網羅した、
ライヴ・ベストです。
バンドメンバーが素晴らしく、
ギターにザック・ワイルド、
ベースにマイク・アイネス、
ドラムにランディ・カスティロ
という、それぞれが各方面に活躍している、
知る人には堪らない顔触れ。
さらにはオリジナルメンバーによるブラック・サバスの復活・・・
引退に華を添える、美しいライヴです。
キャリアを総括する選曲を奏でる演奏のパワフルさ、キレの良さ。
メンバー全員の全盛期と思える最高で最強のライヴですね。
結論を言いますと、帝王は結局カムバックして、
21世紀を10年過ごして未だ現役。
しかも悪の化身として扱われていた人物が、
お茶の間の人気者になるというオマケ付き。
ここまで極端に非難され、愛され、太く長い人生を歩む人も珍しい。
つまり、『ナンデモアリ』 な人なんですよ。
帝王はツアー生活からの引退を表明。
その記念となる2枚組ライヴ・アルバム、
『ライヴ&ラウド』。
ブラック・サバス時代と
オジー・オズボーンとしての代表曲を網羅した、
ライヴ・ベストです。
バンドメンバーが素晴らしく、
ギターにザック・ワイルド、
ベースにマイク・アイネス、
ドラムにランディ・カスティロ
という、それぞれが各方面に活躍している、
知る人には堪らない顔触れ。
さらにはオリジナルメンバーによるブラック・サバスの復活・・・
引退に華を添える、美しいライヴです。
キャリアを総括する選曲を奏でる演奏のパワフルさ、キレの良さ。
メンバー全員の全盛期と思える最高で最強のライヴですね。
結論を言いますと、帝王は結局カムバックして、
21世紀を10年過ごして未だ現役。
しかも悪の化身として扱われていた人物が、
お茶の間の人気者になるというオマケ付き。
ここまで極端に非難され、愛され、太く長い人生を歩む人も珍しい。
つまり、『ナンデモアリ』 な人なんですよ。
Posted by グレイトさん at
00:14
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2011年06月08日
チープ・スリル
ジャニス・ジョプリン。
このアルバムでは、正確には
『ビッグ・ブラザー・アンド・ホールディング・カンパニー』
というバンド名ですね。
このライヴ録音というラフな作りのアルバムで
ジャニス・ジョプリンが世に出ました。
そして全米ナンバーワン。
時代にマッチしたことや
バンドの不思議なグルーヴもさることながら、
やはり肝となるのはヴォーカル。
ただ 『歌がうまい』 というだけだったら、
ジャニスの上をいくシンガーはいるでしょう。
しかし、命を削って絞り出される声は、誰も真似できません。
まさに魂の叫び。
今日に到るまで、優れた女性ロック・シンガーは何人も出てきていますが、
誰ひとりとして到達できない次元の、圧倒的な存在感です。
精神が病んでいく破天荒な人生の中、
歌うことだけが救いだったのでしょう。
希望と絶望の間で混濁したまま閃光がほとばしるように生き、
伝説へと昇華されました。
このアルバムでは、正確には
『ビッグ・ブラザー・アンド・ホールディング・カンパニー』
というバンド名ですね。
このライヴ録音というラフな作りのアルバムで
ジャニス・ジョプリンが世に出ました。
そして全米ナンバーワン。
時代にマッチしたことや
バンドの不思議なグルーヴもさることながら、
やはり肝となるのはヴォーカル。
ただ 『歌がうまい』 というだけだったら、
ジャニスの上をいくシンガーはいるでしょう。
しかし、命を削って絞り出される声は、誰も真似できません。
まさに魂の叫び。
今日に到るまで、優れた女性ロック・シンガーは何人も出てきていますが、
誰ひとりとして到達できない次元の、圧倒的な存在感です。
精神が病んでいく破天荒な人生の中、
歌うことだけが救いだったのでしょう。
希望と絶望の間で混濁したまま閃光がほとばしるように生き、
伝説へと昇華されました。
Posted by グレイトさん at
08:26
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