たまりば

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2011年10月31日

パープル・クロニクル

ディープ・パープル 『紫のハコ』。

『ハコ』 は何かよくわからないけど、
変換できない漢字だった。


この25周年を記念して編集された3枚組は
1枚め2枚めはベスト、3枚めはなかなかレアな
各曲のシングルバージョンとかを収録した企画盤。

まぁ90年代に25周年だから今ではもう凄まじい経歴ですけど。

ディープ・パープルはやたらベスト盤が多いバンドですが、
第1期〜第4期にかけて代表曲が集中しているので、
それらがほぼコンプリートされているという意味で、
個人的には最も手軽、かつモレが少ないと思っています。


しかも年代順に収録されているので、
クラシックの要素を取り入れたロックから
アグレッシブなハードロックへと変化していく流れも断片的にわかりますね。


しかしこう聴いていくと、
第2期のイアン・ギランと第3期のデヴィット・カヴァーデイルの
インパクトが強いので過小評価されがちですが、
第1期シンガーのロッド・エヴァンスも相当の使い手です。

深みのある、非常にカッコいい声の素晴らしいシンガーですね。


確かに 『スピード・キング』 や 『バーン』 を歌う想像はできませんが、
『ハッシュ』 『アンセム』 は最高にハマっています。

ジョン・ロードとの相性がいいんでしょう。


そして、いつの時代も素晴らしいのがドラムのイアン・ペイス。

手数が多く、スイング感があってパワフルなドラムは、
バンドの音を唯一無二のものに仕上げています。

間違いなく世界最高峰のミュージシャンのひとり。


常に仲違いをしていて解雇と脱退が度重なっていた時代、
妥協をせずエゴを出すからこその緊張感。

型にはまったカラオケ的なものとは全く異なるライヴ感。

いち時代を築いたバンドの、片鱗を確認するにはもってこいです。


  

  • Posted by グレイトさん at 07:16Comments(0)

    2011年10月01日

    ホーセス

    『ホーセス』。


    70年代、ニューヨーク・パンクの女王、
    パティ・スミスのデビューアルバムです。


    とはいえ、このアルバムで聴ける音楽は
    『パンク』 という言葉から連想されるものではないと思います。


    パンクというと、
    時代によってはメロコアやポップロック風であったり、
    90年代に遡ってはグランジやオルタナであったり、
    さらに遡ってはハードコアであったり、
    あるいはニューウェーブであったりします。


    ではパティ・スミスがどこに属するかというと
    上記のジャンルには該当がない。

    単純に音で分類するのであれば、『ロック』 でしょう。

    ジャニス・ジョプリンやドアーズのような、
    ブルージーでかつ鍵盤が印象的な、
    空間のあるロックンロール。

    ならず者がバンドを組んだだけでは到底たどり着けない、
    緊張感のある美しい音楽的芸術です。


    それでもパティ・スミスが
    『パンクの女王』 と称されて違和感を感じないのは、
    歌詞と声、それに生き様からくる印象でしょう。


    世の中の流れよりも、自分の体を巡る血の流れを信じて、
    『表現者』 として生きる。

    実際にバンドのアンサンブルは
    演奏の上に歌がのっている、というよりは
    『朗読と演奏』 に近いものがあります。

    それがバンドの音として成り立っているのは、
    まさにアーティストとしての力量。

    ジャケットの雰囲気そのものの、ある種の寂しさ、
    クールさ、退廃的な雰囲気すら感じる中にある、
    凄まじい熱量。


    それは確かに、パンクのもの。


    さすが女王。
    さすが名盤。


      

  • Posted by グレイトさん at 08:42Comments(0)