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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年03月13日

ラヴァーボーイ

80年代に人気を博したロック・グループ、
ラヴァーボーイ。


サントラ提供曲のバラード 『オールモスト・パラダイス』 や
『ヘヴン・イン・ユア・アイズ』、
80年代オムニバスの常連 『ワーキング・フォー・ザ・ウィークエンド』、
豪快なコーラスの 『ラヴィン・エヴリ・ミニット・オブ・イット』など
MTV世代には耳慣れたヒット曲が目白押しのバンドです。


私はたしか高校生の頃に初めて聴いて
チャラチャラしたイメージで好きになれなかったのですが、
改めて聴くとストレートで骨太、それでいて耳当たりのよい
イカしたハード・ロックですね。

独特のポップ感はチープ・トリックあたりに通じるモノがあります。


ヴォーカルは時にエリック・マーティン的にセクシーで、
一緒に歌いたくなる覚えやすいメロディは大きな魅力ですね。

高校生のころの私はそれこそガンズとパンテラを信仰していて
極悪っぽいバンドしか好きにならなかったので、
この『人気があってハッピーでセクシーな感じ』
をチャラチャラしていると勘違いしたのですね。
勿体ないことです。

考えてみればアクセル・ローズもスティーヴン・タイラーも、
ミック・ジャガーもフィリップ・アンセルモも、
それぞれのファンに人気があって、
それぞれのハッピーさを提供していて、
それぞれのセクシーさを思いっきり放出してるんだよなぁ。


必要以上に複雑な曲を聴きたいワケじゃなければ、
気持ちよくテンションがあがるこういうバンドがいいですね。

  

  • Posted by グレイトさん at 20:26Comments(0)

    2012年03月02日

    バーン・マイ・アイズ

    オルタナ最盛期、ヘヴィメタル不毛といわれた90年代。

    様式系や正統派のバンドが存続の危機にさらされる中、
    スラッシュ・メタルをグルーヴと融合させる進化を遂げ、
    トレンドを粉砕することで居場所を確立したバンドがいました。


    ヘヴィメタル界の核弾頭、
    マシン・ヘッド。

    サンフランシスコ、ベイエリアから
    ダイナミックな轟音と共に生まれたデビュー・アルバム
    『バーン・マイ・アイズ』 です。


    このバンドの魅力はなんといっても見事な曲展開。

    ハーモニクスを織り交ぜた独特のリフ・ワークと多彩なリズム、
    複雑ながらもシンプルに聴こえるアレンジの妙。

    時折見せる、横ノリから縦ノリに切り替わる激走スラッシャーっぷりは
    巨大なイノシシがステロイド注射をして突進するような圧力。

    この暴発するようなダイナミズムは、圧巻の一言に尽きます。

    高いテクニックに裏付けされたヘヴィメタルの亜種としては
    パンテラと同系統のアプローチといえますが、
    まさに 『俗悪』 に匹敵する最強のぶっ飛ばしヘヴィメタルです。

    無条件に体をつき動かす、向かうところ敵ナシの傑作ですね。

      

  • Posted by グレイトさん at 22:51Comments(0)