たまりば

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2011年03月22日

ザ・マインド・イズ・ア・テリブル・シング・トゥ・テイスト

今となっては当然のように語られる、
インダストリアルというジャンル。


その歴史を紐解いていくと必ずたどり着くのはこのアルバム、
『ザ・マインド・イズ・ア・テリブル・シング・トゥ・テイスト』です。


インダストリアルという言葉が知られていない時代に、
冷徹なディスコ・ビート、ダンス・ビートに
ヘヴィ・メタルさながらのハードなギターを絡め、
破壊力と煽動力を爆発的に増幅させた傑作。

佳曲『バーニング・インサイド』
をはじめ、破壊的衝動を呼び起こす一連の楽曲は
あっという間に世界を席巻しました。

発信源はアメリカ、シカゴの鬼才、
アル・ジュールゲンセン、すなわちミニストリー。


ヘヴィ・ミュージックの構図を具体的に変えたアーティスト
です。


貴金属の不協和音と機械処理された声は不安を煽り、
サンプリングと生演奏が複雑に組み合わさっていますが、
実のところ根幹にあるのは、
ストレートに突っ走ったパンク・ロック。

とはいえピストルズのようなクラシック・パンクでもないし、
グリーン・デイのようなモダン・パンクでもなく、
ディスチャージのような、ハードコア・パンク。


そりゃ破壊力もあるわなぁ。



  • Posted by グレイトさん at 08:36│Comments(0)
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