たまりば

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2011年07月01日

コズミック・ブルースを歌う

あたたかく柔らかい風が吹く、桜の季節。

『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもありますよね。


焼けた砂の上ではしゃぐ子供達を眺める、海の季節。

これまた『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもあるわけで。


自然が色彩豊かに存在感を演出しはじめる、紅葉の季節。

これまた『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもあるのでは。


凛とした空気と静寂が幸せを蓄える雪の季節。

これはもう『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちにならざるを得ないでしょう。


ヒッピー文化が席巻する時代の寵児であり、
その時代の最大の被害者でもある最高のシンガー、
ジャニス・ジョプリン。


商業的成功よりも、歌を歌う環境があることを喜びとしていた自身が、
一流のミュージシャンに囲まれてアルバムを作成することを
幸福と感じていたのかは知る由もありません。

しかし、彼女が存在した事実はロック史にとって幸福なことです。


失礼ながら、アイドル性ゼロ。
可愛さ、可憐さではなく、
威厳ある歌声。


『伝説のロック・クイーン』
の称号はダテじゃない。

まさに圧倒的です。


『コズミック・ブルースを聴きたい』
と思おうが思うまいが、聴いておけばいい。



  • Posted by グレイトさん at 20:30│Comments(0)
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