たまりば

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2008年05月14日

シーズンズ・イン・ジ・アビス

『スラッシュ・メタルだけど、何か文句があるのか?』
と、言わんばかりの抜群の攻撃性。
『曲、早いけど、何か文句があるのか?』
と、言わんばかりの絶対的な信頼性。
『スレイヤーだけど、何か文句があるのか?』
と、言わんばかりの孤高のカリスマ性。


そう、エクストリーム・ヘヴィ・ミュージック界の帝王、スレイヤーです。


買物をしようとデパートに出掛けました。
すると、エスカレーターの前に迷子になってしまったチビッコがいます。
『えーんえーん。ママとはぐれちゃったー。えーんえーん。』
チビッコは泣いています。
そんなとき、こう言うのです。

『大丈夫だよ。さぁ、このCDを聴いてごらん。』


きっとそのチビッコは大泣きするでしょう。
でもそれは、ママとはぐれてしまって泣いているのではありません。

そう、1曲目『ウォー・アンサンブル』に感動して泣いているのです。
こんな素晴らしい曲が世の中にあるんだ、と。
これがスラッシュ・メタルの魅力だ、と。
私はこれを聴くために生まれて来たのだ、と。

チビッコは迷子になった寂しさも忘れ、取り憑かれたように激しくヘドバンすることでしょう。

これこそが紛れもなくスレイヤーの魅力。
『泣く子を泣かす』、スレイヤーの真骨頂です。


曲が全部同じに聴こえる。
バタバタしすぎて何をやってるんだかわからない。
イメージ的に怖い。

その通り。

だってヘビメタの、最もヘビメタらしい部分を極限にまで突き詰めたモノですから。


  • Posted by グレイトさん at 08:49│Comments(0)
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