たまりば

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2007年07月13日

原始的破壊力

セパルトゥラの『ルーツ』。

このアルバム、最高にカッコイイんだよ。

でも私の友人JETががこのアルバムジャケットのTシャツを着ていたときは
『かわいそうな大人だ』と思いました。
目立ちすぎっからね。

内容はといいますと・・・
ブルータル・スラッシュメタルバンドから脱却、
バンドをモダン・ヘヴィネスの担い手へと押し上げた決定盤である
『ケイオスAD』の路線をさらに深化。


大地震のように全てを揺れ動かすグルーヴ、そして破壊力。

手拍子、打楽器を中心とした、原始のリズム。
コレにはやっぱり自然と体が揺れ動くのです。


ブラジルの原住民と共演した『イツサリ』、
パーカッショニストと共演した『ラタマハタ』など、
ストイックなまでに『リズム』を突き詰め、まさに『極めた』といえます。


ストレートに突進するだけが攻撃ではない、
存在感を発揮しながら、じっくりと、じわじわと侵食していく。
そして食い尽くす。

そんな熟練の武将のような巧みな攻め方をしてきます。


私にとってなにより嬉しいのは1曲めのタイトル。

『ルーツ・ブラッディ・ルーツ』。

『ルーツ、血まみれのルーツ』
・・・いやぁ、やっぱりヘビメタを知ってるんだな。


フフフ・・・。

  • Posted by グレイトさん at 03:13│Comments(0)
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