たまりば

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2012年10月25日

オールウェイズ・アウトナンバード、ネヴァー・アウトガンド

グランジ、ラウド、ヒップホップ、パンク、
ハウス、ハードコア、ジャングル、レゲエ、
ブレイクビーツ、テクノ、スカ、メロコア、
レイヴ、メタル、デジタルロック・・・

正直言って、誰も明確な線引きはできないんじゃないかと思う、
ジャンルと手法のカオス状態を
『ミクスチャー』『オルタナ』
という言葉でひとつに括った90年代。

自らがカッコ良いと思えるサウンドを追求した結果、
『なんでもアリ』を選択したアーティストが多くみられました。

その『なんでもアリ』のアーティストの中、
ダンス、クラブミュージックから出てきたエレクトロニカ系が
アンダーワールド、ケミカルブラザーズ、
そしてこのザ・プロディジー。


コチラの『オールウェイズ・アウトナンバード、ネヴァー・アウトガンド』は
デジタルロックの金字塔といわれ、全世界で1000万枚を売り上げた
『ザ・ファット・オブ・ザ・ランド』
通称『蟹のやつ』から7年(なげーよ)、2004年のアルバムです。

のっけからミニストリーやナインインチネイルズを彷彿させる、
破壊力満点の分厚いディストーションが炸裂、
そこに東洋の旋律で奏でられる独特のメロディが乗り、
洗脳して異次元へ導くような浮遊感を醸し出します。

どのジャンルでもそうですが、大御所、売れっ子になるほど
期待を裏切れないプレッシャーと進化を見せなければならないプライドで葛藤し、
意外と面白くない、無難なアルバムができたりします。

しかし流石はプロディジー。

過去を踏襲しつつ、超えながら、応えながら、
次のステップを確実に踏み出すしている、
タイトで緊張感のあるアルバムを炸裂させました。

早さと激しさで誤魔化すのではなく、中枢神経に訴えかけるといいますか。

時の流れは早く、流行は廃れ、すぐに過去のものになりますが、
ある一線をこえると普遍的なものへと進化します。
定番化します。

それを成し遂げたのがこのアーティストですね。

なんつーか、
ロックではない、ロックな一枚ですな。





  • Posted by グレイトさん at 08:35│Comments(0)
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