たまりば

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2008年12月24日

テクニカル・エクスタシー

最初に言っておきます。
『ブラック・サバス=ヘヴィなリフと暗いイメージ』
と、思っていると拍子抜けします。

さらに、ブラック・サバスを黒魔術や悪魔崇拝と
結びつけて解釈をしていると、
『朝起きたらスキンヘッドになっていた』
のと同じだけの衝撃を受けてしまうでしょう。
ムニャムニャ、ムクッ。つるん。ドキッ!
みたいな。


ブラック・サバスの7枚目『テクニカル・エクスタシー』。

まず声を大にして、ボイスをビッグにして言いたいのは、
『良いアルバムだ』 ということ。

ヘヴィ・メタルというよりはハードロックの音ではありますが、
この変化した形もまさしくブラック・サバスのオリジナルです。
つまりこれもまた 『ブラック・サバスらしさ』 であり、
今までの『らしさ』を損なわずに拡大した形といえます。

例えば1曲目『バック・ストリート・キッズ』。
従来とは異なる新しいパターンで疾走し、
縦ノリのハードロックとしてカッコ良さを追求して成功していますね。
コレはなかなか出来るものではありません。

また8曲目『ダーティ・ウーマン』はライヴでも定番の曲で、
往年のブラック・サバスらしい曲でもあります。
とはいえそれが『昔の曲の焼き直し』に終わらないのは、
フックの効いた展開と楽曲そのものの完成度、
説得力を伴った『惹き付けるオーラ』から来るものでしょう。
これはこの頃のブラック・サバスのカッコ良さを伝える、純粋に名曲ですね。

そして圧巻なのは7曲目『シーズ・ゴーン』。
ストリングスから入ってアコースティックへと展開する泣きのバラードで、
ブラック・サバス史上、最も 『激しくない曲』 です。
この滲み出るような美しさ、そして切なさはダントツで、
ブラック・サバスの奥の深さをまじまじと見せつけられます。

嘘だと思うなら聴いてみてください。
泣きますよ。


さて、残念なことに、どうもハードロックやヘヴィ・メタルの歴史上で、
なぜかこのアルバムは軽視されがちです。

しかし改めて聴くとどうですか。
やっぱりクオリティの高い、手抜きナシのアルバムを作っているわけですよ。

やっぱりブラック・サバスにハズレの時期なんてないんですねぇ。

まぁ、ブラック・サバスに限りませんが、

『良いものは良い』。

不変の真理ですな。





  • Posted by グレイトさん at 07:42│Comments(0)
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