たまりば

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2008年12月25日

ネヴァー・セイ・ダイ

結成10周年、通算8枚目の『ネヴァー・セイ・ダイ』。
10周年というと気持ちの良い区切りで、
お祭りでもしたくなるところです。
それがどうでしょう。
ブラック・サバスにおけるオジー・オズボーン時代の終焉です。
ヘヴィ・メタルの偉大なる歴史が、
ひとまず幕を閉じる瞬間です。
なんて悲しいんだ。


まぁ実際にはこのアルバムを制作する前にオジー・オズボーンは一度脱退し、
代わりのシンガーが入ってリハーサルなどを行っているんですね。
んで、それがイマイチだってことで再びオジー・オズボーンが加入したと。
そんな経緯もあるわけです。

ですので、バンドとしては非常にバタバタとした中で、
紆余曲折、二転三転あって制作したアルバムなんですね。

では一体、内容はどんなものになっているかと言いますと・・・

それはさすがにブラック・サバス。
そんなゴタゴタで揺らぐようなアーティストではございません。

確かにオジー・オズボーンにとってブラック・サバス名義での最終章。
しかし、決してヤッツケ仕事だったり中途半端だったりするものではなく、
ここにあるのは
『誇り高きブリティッシュ・ハードロック』
です。
過少評価する必要はどこにもありません。


ちなみに、聴こえてくる音はブラック・サバス史上、
最も 『軽い』 です。
それは紛れもない事実でしょう。
しかしこのサウンドの変化は、時代を見据えた上で自らの立場を考慮し、
さらに前を向いて変化を続けた結果としてのもの。
すなわち 『進化』 であり、その勇姿は実に美しいものです。

のちにメガデスが1曲目『ネヴァー・セイ・ダイ』を、
カテドラルが5曲目『ショック・ウェイヴ』をカヴァーすることからも、
コレが 『並』 のアルバムではないことはわかります。
2曲目『ジョニー・ブレイド』や3曲目『ジュニアーズ・アイズ』、9曲目『スウィンギング・ザ・チェイン』などの曲構成は、
初期のストレートなブラック・サバスとは明らかに異なる音楽ですが、
これこそがアーティストとしての引き出しの多さを物語るものでしょう。

6曲目『エア・ダンス』なんてピアノとの絡みが抜群に美しく、
初期キング・クリムゾンを彷彿させるほど劇的な音彩です。


冗談抜きで、カッコ良くて聴きやすいブラック・サバスです。
暖簾をくぐる気持ちでここから入るのもアリだと思いますよ。


『ヘヴィ・メタル万歳』

ですね。




  • Posted by グレイトさん at 07:45│Comments(0)
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