たまりば

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2007年06月14日

FarBeyondTheRisingSun

ガンマ・レイの通算3枚目、『インサニティアンドジェニアス』。


ジャーマンメタル代表取締役と言っても過言ではないアーティスト、カイ・ハンセンがハロウィン脱退後に結成したバンドです。

このアルバム自体は15年くらい昔のアルバムなのですが、私の中では未だに色褪せません。

カイ・ハンセンはキャッチーなメロディとポップな雰囲気を持ちながら『ヘビメタ』としてのガツガツした突進力を忘れないという、超ナイスなソングライター。
その信頼性はもはや孤高の存在ですね。

今はそのカイ・ハンセン自身がヴォーカル兼ギターになっていますが、この頃は専任ヴォーカルがいました。
その名も『ラルフ・シーパース』。


ラルフ・シーパースとはどんなヴォーカリストなのか、わかりやすくいうと

○ロブ・ハルフォード直系
○ど真ん中ストレート
○超・正統派
○頑固一徹鋼鉄魂。
○稀代のメタルシンガー
です。

現在はプライマル・フィアというバンドで、よりパワーアップして活躍中ですね。


さて、この『インサニティアンドジェニアス』はどうかというと・・・

愛しいほどにジャーマンメタル。
明るく楽しく、ワイワイガヤガヤドンチャンドンチャン、ガツンガツン。
いっせーの、せ!でヘヴィメタル。
そんなアルバムです。

中でもオススメは1曲目『トリビュートトゥーザパスト』と
3曲目『ラストビフォアザストーム』です。

機関車のような突進力と、覚えやすいメロディ、強力なヴォーカル。
ヘヴィでありながら極端にヘヴィ過ぎることのない素敵なバランス。
『スープまで飲み干してもモタれない、だけどコッテリとんこつ』みたいなもんです。

ユニークで堂々たるカイ・ハンセン節が、魅力てんこもりで炸裂です。


あんまり冷静に分析したことはありませんが、日本人に届きやすいメロディなんでしょうね。

ハロウィンの曲もそうだけど、気付くと口ずさんでたり、鼻歌になってたりします。



  • Posted by グレイトさん at 08:42│Comments(0)
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