トワイライト・ディメンシア

グレイトさん

2010年11月07日 23:29

世界一ピロピロ鳴らすヘヴィ・メタル・バンド、
ドラゴンフォース。


加減を知らないのか、
全力でやらなきゃ気がすまないのか、
極端なMなのか、
究極のSなのか、
考えずにいたらこうなったのか、
よく考えてこうしているのか、
真相は判らなくても、この音が存在するのは事実です。


とりあえずせわしない。
とにかく急いでいます。


『歌もの』といえる様式系の進行なのに、
バッキングが速すぎて、もはやギターがザクザク鳴らないのは
スレイヤーの方針と同じであるわけです。


そんなドラゴンフォースさんがお送りするのは、
2枚組ライヴ・アルバム 『トワイライト・ディメンシア』。

このテのバンドが2枚組なのはスゴいっす。

ライヴ・バンドとしての実力も見事なので、
強烈かつ痛快、豪快にピロピロ響かせるわけで。
まぁ〜、パワフルなライヴなんです。

この破壊力とボリュームはメタラーにはガッツポーズ、
そうでない人には大いなるストレスであることこの上ないですね。



とはいえ一番の衝撃は、ライナー・ノーツに
『今回のツアーでは移動道場があって、
武道のトレーニングが出来たんだ』
とギタリストが語っていること。

なんだそりゃ。
ツアーの感想ソレか。

と、なるでしょう。

しかし、メタル好きな人はそう思わない。

『武道のトレーニングが出来て良かったね!』

と思うのです。

聴くべし、 です。