スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド

グレイトさん

2008年01月16日 09:22

スキッド・ロウの2枚目。私が思春期だったころのアルバムです。
今聴いても、うん。
やっぱりカッコイイじゃないか。

私の個人的な意見としては、ベスト盤よりもこのアルバムのほうがスキッド・ロウの魅力を最も詰めこんでいると思います。

分類としてはハードロックになるんでしょうが、まぁそんなのはそれぞれ勝手に決めることなのでヨシとしましょう。

基本にあるのはシンプルなロックンロール。
むしろちょっとパンク的な、さもすれば幼稚なノリです。
でもそれがやっぱりカッコイイ。

わかりやすく言うと
エアロスミスの曲をラモーンズの精神でジューダスプリーストがハンサムな顔でやる、といった感じでしょうか。
(わかりやすいか?)


とはいえ曲調は決して一辺倒ではなく、
疾走感と破壊力を求めるなら
『スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド』
『ライオット・アクト』。
うねるようなグルーヴと爆発力なら
『サイコ・ラヴ』。
ミドルテンポで体を揺さぶりたいなら
『モンキー・ビジネス』
『ゲット・ザ・ファック・アウト』。
ライヴでもお馴染みの代表曲が目白押しです。

んでもって、聴いておかなきゃいけないのが
このバンドの極めてナイスな側面である
『泣きのバラード』。
これはホントにもう、スゴく良いんです。
バラードを聴かずしてスキッド・ロウを聴くなかれ、くらいの勢いです。
『クイックサンド・ジーザス』
『イン・ア・ダークンド・ルーム』
『ウェステッド・タイム』。
ん〜、良い。

大人になってもカッコイイと感じるものは変わらないですね。
いや、大人になってないのか。