プロボット
ニルヴァーナのドラム、
フー・ファイターズのフロントマン。
90年以降のアメリカン・ロックの牽引者のひとり、
デイヴ・グロールが2003年にブチかましたプロジェクト、
『プロボット』 です。
前出の2バンドがいわゆるオルタナ、グランジ、ロックだとして、
こちらは音楽的に似たものではありません。
ここで聴けるのはリフ、リフ、リフの洪水。
遊び心というか、大好きな音楽なんでしょうね。
完全にハードコア、ヘヴィメタルの世界です。
全11曲、1曲ずつゲスト・シンガーを迎えて作られているのですが、
クロノス、マックス・カヴァレラ、レミー・キルミスター、
リー・ドリアン、キング・ダイアモンドなど
世界各国から参加しているミュージシャンの顔ぶれを見ても
超豪華・極悪系シンガーが大集合です。
およそ普通のロックファンには馴染みのないメンツかもしれませんが。
とにかく半端じゃない敬愛ぶりが伺える、
いいアルバムです。