ライヴ・アライヴ

グレイトさん

2008年03月24日 08:43

スケールが大きくて、自由奔放な雰囲気。
裏打ちのある確かな技術。
その上でフィーリングを重視した泥臭さと人間味・・・
たまらなくカッコ良いですねぇ。


『スティーヴィー・レイ・ヴォーン・アンド・ダブル・トラブル』のライヴです。


のっけから
『オマエ、興奮してんな〜』
とツッコミを入れたくなるイキオイのMCが
『スティーヴィー・レイ・ボーン・アンド・ダブル・トラブル!
スティーヴィー・レイ・ボーン!』
って紹介。

大音量で聴くとわかるのですが、
テンションがり過ぎなのか、酔ってるのかは不明ですが、
声が震えてヘロヘロです。


しかしそこにすかさずレイ・ボーンのギターで『ソー・ホワット』。
これで勝負アリです。

やっぱりスタジオ録音と違って、
ライヴならではの緊迫感、臨場感ですね。

私は個人的に10曲目の『テキサス・フラッド』が好きなのですが、
この『テキサス』という響きはなんだかやたらカッコ良いですよね。


そうそう、昔から思っていたのですが、
外国の地名だと曲中に出てくるとカッコ良いじゃないですか。

『ニューヨーク』とか『サンフランシスコ』とか。
『カリフォルニア』もそうだし『ロサンゼルス』『マサチューセッツ』もいい。
『ミラノ』『ナポリ』『ハンブルク』『ロンドン』あたりも
『オイオイ、やるなぁ』っていう感じです。

『ルイジアナからニュー・オーリンズへ車で駆け抜けるぜ』っていうと
思わず『ついて行くぜ!』ってなります。

『東久留米から八王子へ向かって新青梅街道を駆け抜けるぜ』
・・・まぁ私はついて行きますが、カッコ良いかどうかは微妙なところです。

『おいおい、16号を左折しなきゃあ八王子には行けないぜ。』
と、ツッコミを入れてくれる人でもいたらラッキーでしょう。
たいがいの人はゴルゴ13のように無言でキツイ目をするはず・・・

って、レイ・ヴォーン関係ねえ。
とにかくこのアルバムはオススメです。