アイ・ゲット・ウェット

グレイトさん

2008年04月24日 08:54

アルバムジャケットはそのミュージシャンの印象を付けるものっすよね。
カッコ良いものやカワイイもの、笑えるもの、芸術性の高いもの、色々あります。

そんな中、『インパクト』を基準にしたら
このジャケットは文句なしに100点をつけます。
目にしたことがある人も多いはず。


このミュージシャンこそ、天下無敵の
『アンドリューWK』。
アルバムはデビュー・アルバムの『アイ・ゲット・ウェット』です。

パッと聴いた印象はヘヴィ・ロック。しかし、
メロディ、歌詞、コード進行などを考えるとコレが実は
『ポップス』です。
わかりやすくいうと、『世界で最もやかましいパーティー・ポップス』です。
轟音です。

では、ノリ一発かというとそれが全く逆でして。
クラシックに精通している、ということからも伺えますが、
とても勢いだけでは生み出せない、緻密に作りこまれた一枚です。

と、いいつつもライヴでは『客に負けないノリ』を身上としているため、
凄まじい勢いでけっこう流血したりする。
いやぁ、紙一重のアーティストです。

『アグレッシブなポップス』ってありそうでなかったですよね。
こんなにも面白いモノだとは驚きです。


大音量でガンガンと、全身で聴くと
『うわはははははは』
ってなりながらサイコーに楽しめます。
それが正解のハズ。


そーいえばハードロックカフェってあるじゃないですか。
誕生日の人が行くとお祝いしてくれるんですが、
その時にビートルズの『バースデイ』か
このアルバムの2曲目『パーティー・ハード』が流れます。
スッゴい幸せな感じになりますよ。