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Posted by たまりば運営事務局 at

2007年07月02日

混沌の時代

セパルトゥラの『ケイオスAD』。

たしか『セパルトゥラ』はポルトガル語で『墓』の意味だったっけ。

初期の頃はそれこそ墓から出てきたばかりのデスメタル、スラッシュメタルでしたね。

しかしそれが次第に“破壊力を残したまま”整合感が出てきて、スゴいことになって。

んでもってセパルトゥラ流スラッシュメタルの完成型が前に書いた『アライズ』。

そこから更に進化を遂げ、トップバンドの仲間入りをするキッカケとなったのがこの『ケイオスAD』ですね。

このころ、ヘビメタ界ではさかんにモダン・ヘヴィネスって言葉が言われてたのを記憶してます。

一言でいうと『遅いヘビメタ』。

それはもとを辿るとパンテラの『俗悪』やメタリカの『ブラック・アルバム』に行き着くんですが、
なんせものすごくヘヴィで、ものすごくグルーヴ感があって、ものすごく怖い声で歌ってんですよ。

やっぱこーゆーのはガッツリとした音量で聴くのがオススメ。

『ああぁぁ・・・勝手に体が反応して動いちゃうぅぅ』
みたいな感じになって、歩き方はノシノシになるわ、鼻息は荒くなるわ、
『俺ってストロングだぜ』
みたいな顔になるわ・・・

まっ、世間の迷惑になりますね。


セパルトゥラの強さはやっぱりドラム。
この躍動感溢れる原始的なリズムは他のドラマーにはなかなかないところです。

ヘヴィなリフとの絡みもよく、ただでさえ強烈なグルーヴ感を、“台風+大渦+原油+炎”のような、さらに強烈なモノにしています。
その威力は『もはや災害』。
これが音楽性の近いバンドとの差に繋がりました。

そして・・・

セパルトゥラまだまだこのあと進化、いや深化を遂げるのです。

  

  • Posted by グレイトさん at 01:59Comments(0)