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2007年11月15日

NEO FASCIO

なんつーか、原点回帰して氷室京介だよ。

ジャパニーズロック史上、最も影響力を持っていると言っても過言ではないヴォーカリストですよね。
だいたい1年〜2年のインターバルでコンスタントに新作が出るのでアルバムがいっぱいありますね。
ベストとかシングルスとかライヴ盤もあるし。

そんな中、私が一番好きなアルバムがコレ。
『NEO FASCIO』です。

何がいいって、曲がカッコイイんですよ。
ハードロックと言ってもいいくらい、激しめの曲が多くて、氷室京介の歴代のアルバムの中で、最も力強いアルバムです。

独特の、鼻から抜いた声だけでなく、『ガナリ声ギリギリ』の、パワフルな歌唱。
それはもう、松崎しげると西城秀樹の間に割って入るくらいの勢いです。


1曲目のインストに続く、2曲目『NEO FASCIO』。
このグルーヴがたまらない。
踊れレジスタンスな一曲ですね。

3曲目『ESCAPE』はヘヴィな歌い出しから一気に独特な世界になだれていきます。
歌詞もなんか響きがカッコイイ。

そして5曲目『COOL』。これが抜群に西城秀樹。
ゲスト参加した、といわれたら信じるくらいの西城秀樹っぷり。
非常にカッコイイ声を聴かせてくれます。
(前にも書いたけど、私の中でカッコイイ大人の代表は西城秀樹)

6曲目『SUMMER GAME』、7曲目『RHAPSODY IN RED』、8曲目『MISTY』の流れは秀逸で、曲単体でもイカしているのに、さらにアルバムとしての流れが良いことを証明してくれます。

そして!
このアルバムで最もオススメしたいのはコレ。
10曲目『CALLING』です。
風を感じるような広がりのあるイントロから、理想と現実を対比して世の中に問う歌詞。
ボブ・デュランの『風に吹かれて』をモチーフにしていると思われますが、これが素晴らしい。
そして追い風のような展開に乗せて力強く歌うサビ。

ふりしぼる声と握りしめるその手で
運命はきっと変わる時を待っている
ちっぽけな愛のささやかな力で
悲しみはいつも抱かれるのを待っている

う〜む、良いではないか。


ヘビメタ漬けの毎日だと清涼感を欲するコトがありますよね。
二日酔いの朝に、強めのコーラを飲むような、そんな感じで私は聴くのです。

  

  • Posted by グレイトさん at 23:41Comments(0)