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2007年12月22日

ディケイド・オブ・アグレッション

スレイヤー。

メタリカ、メガデス、アンスラックスと共に『スラッシュ・メタル第一世代』の一角を担う無敵の集団。
『帝王』や『怪物』と呼ばれ、コアなファンから絶大な人気を誇るバンドです。

恐らくミーハーなファンは一人もいないでしょう。
少なくとも私の知る限り
『好きっす、スレイヤー』
と言う人はかなり『残念な大人』ばかり。
つまり私からすると最高の人々ばかり・・・と言うと伝わりやすいでしょうか。


誤解を恐れずに言いますと、
音楽的には速さ、重さ、手数、吐き捨てる歌唱、叫び声。
歌詞では悪魔崇拝、殺戮、アンチキリスト、血、地獄。
いわゆるヘビメタの『こけおどし』の部分を最大限に膨らませたパフォーマンスをするバンドです。
とくに初期の頃は、本人たちが『怖がらせるためにやっている』と言っていたくらいです。
しかしその手法が、数多くいるスラッシュ・メタル・バンドの中で圧倒的に秀でており、とにかくアグレッシブさがズバ抜けています。
まぁ、わかりやすくいうとデス・メタル寄りなんですね。
ベテランとなってからは貫禄が凄まじく、『こけおどし』ではなく『そういうバンド』になりました。
『世界で最も期待を裏切らないバンド』ですね。

『俺達はメロディよりもリフを選ぶ』
と言ったのはギタリストのケリー・キングですが、まさしくその言葉通りで、
曲はとにかくリフ、リフ、リフ・・・という展開。
そして凄まじい速さ。

この『ディケイド・オブ・アグレッション』はデビュー後10年間のアルバムからバランスよく選曲されたライヴ盤。
ライヴを最大の武器として支持を集めてきたバンドの、ギミックなしの記念碑です。

ヘビメタのライヴは音数が多いため、ライヴ・アルバムが
『なんだかガチャガチャいってて聴きづらい』
という印象になりやすいのですが、コレはクオリティの高いミキシングでしっかりとした演奏が聴けます。

・・・とはいえ、原曲を知らないとたぶん何がなんだかわからない・・・
それくらいスレイヤーのライヴは凄まじい。
まずはスタジオ・バージョンを聴くことをオススメします。

  

  • Posted by グレイトさん at 01:55Comments(0)