2011年07月24日
エンブレイス・ザ・ミステリー
有人飛行といえばライト兄弟。
そのライト兄弟に匹敵する、世界を変えた兄弟シリーズ。
ロックンロール界ではアンガスとマルコムのヤング兄弟。
ハードロック界ではエディとアレックスのヴァン・ヘイレン兄弟。
マイケルとルドルフのシェンカー兄弟。
ヘヴィメタル界ではダレルとヴィニーのアボット兄弟。
となると当然、デスメタル界では
マイケルとクリストファーのアモット兄弟ですよね。
カーカスでマイケル・アモットが世に出たのを皮切りに、
美しき暴虐のバンド、アーク・エネミーで
戦慄のメロディを世界中に解き放っている無敵の兄弟です。
このバンド 『アルマゲドン』 は、
弟・クリストファー・アモットのサイド・プロジェクト。
2枚目の今作はいわゆるデス声のデスメタルではなく、
正統派ハードロック、ヘヴィメタル・バンドとしての登場です。
これが凄い。
当然ながら、ぬるくなるワケがない。
持ち前のデスメタルのアグレッションはそのままに、
緻密ながら聴きやすい硬質のリフ・ワーク。
激しく展開するアレンジは複雑さを感じるものの、
メロディが整っているので流れが良いのです。
そして要所要所に挿入されるギター・フレーズは
イングヴェイのように舞い、
ウリ・ロートのように刺し、
マイケル・シェンカーのように紡ぐ。
デスメタル界の貴公子、
本気です。
そのライト兄弟に匹敵する、世界を変えた兄弟シリーズ。
ロックンロール界ではアンガスとマルコムのヤング兄弟。
ハードロック界ではエディとアレックスのヴァン・ヘイレン兄弟。
マイケルとルドルフのシェンカー兄弟。
ヘヴィメタル界ではダレルとヴィニーのアボット兄弟。
となると当然、デスメタル界では
マイケルとクリストファーのアモット兄弟ですよね。
カーカスでマイケル・アモットが世に出たのを皮切りに、
美しき暴虐のバンド、アーク・エネミーで
戦慄のメロディを世界中に解き放っている無敵の兄弟です。
このバンド 『アルマゲドン』 は、
弟・クリストファー・アモットのサイド・プロジェクト。
2枚目の今作はいわゆるデス声のデスメタルではなく、
正統派ハードロック、ヘヴィメタル・バンドとしての登場です。
これが凄い。
当然ながら、ぬるくなるワケがない。
持ち前のデスメタルのアグレッションはそのままに、
緻密ながら聴きやすい硬質のリフ・ワーク。
激しく展開するアレンジは複雑さを感じるものの、
メロディが整っているので流れが良いのです。
そして要所要所に挿入されるギター・フレーズは
イングヴェイのように舞い、
ウリ・ロートのように刺し、
マイケル・シェンカーのように紡ぐ。
デスメタル界の貴公子、
本気です。
Posted by グレイトさん at
08:26
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2011年07月01日
コズミック・ブルースを歌う
あたたかく柔らかい風が吹く、桜の季節。
『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもありますよね。
焼けた砂の上ではしゃぐ子供達を眺める、海の季節。
これまた『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもあるわけで。
自然が色彩豊かに存在感を演出しはじめる、紅葉の季節。
これまた『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもあるのでは。
凛とした空気と静寂が幸せを蓄える雪の季節。
これはもう『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちにならざるを得ないでしょう。
ヒッピー文化が席巻する時代の寵児であり、
その時代の最大の被害者でもある最高のシンガー、
ジャニス・ジョプリン。
商業的成功よりも、歌を歌う環境があることを喜びとしていた自身が、
一流のミュージシャンに囲まれてアルバムを作成することを
幸福と感じていたのかは知る由もありません。
しかし、彼女が存在した事実はロック史にとって幸福なことです。
失礼ながら、アイドル性ゼロ。
可愛さ、可憐さではなく、
威厳ある歌声。
『伝説のロック・クイーン』
の称号はダテじゃない。
まさに圧倒的です。
『コズミック・ブルースを聴きたい』
と思おうが思うまいが、聴いておけばいい。
『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもありますよね。
焼けた砂の上ではしゃぐ子供達を眺める、海の季節。
これまた『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもあるわけで。
自然が色彩豊かに存在感を演出しはじめる、紅葉の季節。
これまた『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちになることもあるのでは。
凛とした空気と静寂が幸せを蓄える雪の季節。
これはもう『コズミック・ブルースを聴きたい』
という気持ちにならざるを得ないでしょう。
ヒッピー文化が席巻する時代の寵児であり、
その時代の最大の被害者でもある最高のシンガー、
ジャニス・ジョプリン。
商業的成功よりも、歌を歌う環境があることを喜びとしていた自身が、
一流のミュージシャンに囲まれてアルバムを作成することを
幸福と感じていたのかは知る由もありません。
しかし、彼女が存在した事実はロック史にとって幸福なことです。
失礼ながら、アイドル性ゼロ。
可愛さ、可憐さではなく、
威厳ある歌声。
『伝説のロック・クイーン』
の称号はダテじゃない。
まさに圧倒的です。
『コズミック・ブルースを聴きたい』
と思おうが思うまいが、聴いておけばいい。
Posted by グレイトさん at
20:30
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