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Posted by たまりば運営事務局 at

2008年06月19日

ベスト・セレクション

私という人間は『どんな音楽好きなの?』と聞かれると、
『ヘビメタとオールディーズ』と答えるようにしています。
『は?』という顔をされることも多いです。
フフフ。


と、いうわけでオールディーズ。
洋楽は、独自編集のコンピレーションが数多く存在します。
特にオールディーズと呼ばれる音楽にはそれが多くあり、
価格がお手頃なモノもたくさんありますので、入門編としてはまさしく理想的。
そして後世に残すべき曲が集まっているんですから素晴らしいことですよね。

このアルバムもその独自編集のタマモノで、
ドラマやCM、映画なんかでも耳にしたことのある曲ばかりです。
スッゴいナイスな曲が揃ってます。


1、アンチェインド・メロディ(ライチャス・ブラザーズ)
2、イエスタデイ(ビートルズ)
3、サウンド・オブ・サイレンス(サイモン&ガーファンクル)
4、マイ・ガール(テンプテーションズ)
5、男が女を愛する時(パーシー・スレッジ)
6、ラスト・ダンスは私に(ドリフターズ)
7、好きにならずにいられない(エルヴィス・プレスリー)
8、オー・プリティ・ウーマン(ロイ・オービソン)
9、愛はどこへ行ったの(ダイアナ・ロス&シュープリームス)
10、愛さずにはいられない(レイ・チャールズ)
11、ヘルプ!(ビートルズ)
12、サティスファクション(ローリング・ストーンズ)
13、アイム・ア・ビリーバー(モンキーズ)
14、朝日のあたる家(アニマルズ)
15、スタンド・バイ・ミー(ベン・E・キング)
16、青い影(プロコル・ハルム)
17、ダニー・ボーイ(ハリー・ベラフォンテ)
18、この素晴らしき世界(ルイ・アームストロング)
19、モナ・リザ(ナット・キング・コール)
20、オンリー・ユー(プラターズ)
21、ムーン・リバー(アンディ・ウイリアムス)
22、愛の讃歌(ブレンダ・リー


その当時は全く知りませんでしたが、プロコル・ハルムの『青い影』が幼い頃に家でよく流れていたみたいなんですね。
歳を重ねて、自分の意思で音楽を聴くようになって、ふとこの曲が流れた時。
『あれ、小さい頃に聴いたことあるぞ』となりまして。
なんというか『再会した!』という気持ちになったんですね。

それがたまらなく嬉しくて、『もっとそういう曲があるはずだ』と考えまして。
自分の好みで聴くヘビメタと、思い出のオールディーズを、
同時に追っかけるようになりましたとさ。

おっ、なんか良い話じゃん。

  

  • Posted by グレイトさん at 07:52Comments(0)

    2008年06月18日

    ラスト・イン・ピース

    『スラッシュ・メタルが好きですか?』


    そんな問いを投げ掛けてくるアルバム、
    メガデスの『ラスト・イン・ピース』です。

    『いや、このアルバムが駄目っす』
    とかのたまう奴がいたら、
    『でしたら、貴方はスラッシュ・メタルに向いておりませぬわ』
    と言われても仕方ないです。
    それほど決定的なアルバムです。

    事実、スラッシュ・メタル好きの人が
    『メガデスのラスト・イン・ピースはちょっと・・・』
    って言っているの聞いたことがありません。
    コレはホントに、大袈裟でなく、聞いたことがないです。
    『ジャケットがカッコ良くない』は何度となく聞いたことがありますけど。


    さらにこのアルバムのスゴいところは、攻撃性を丸出しにしながらも決して『暗くない』ということもあります。
    誤解を恐れずに言うと『聴きやすい』んですね。
    家族で聴けるかどうかはわかりませんが、まぁナシではないでしょう。

    そんな中でもさらに一家団欒のBGMにして頂きたいのがこの3曲。
    1曲目『ホーリー・ウォーズ』。
    スラッシュ・メタル史上に残る最高のリフがいきなり展開します。
    2曲目『ハンガー18』。
    スラッシュ・メタル史上に残るギターソロの弾き合いが容赦なく展開します。
    7曲目『トルネード・オブ・ソウルズ』。
    実はメガデスで1番人気のある、スラッシュ・メタル史上に残る名曲です。

    メガデスでこの3曲、というと『ベタ』なのですが、
    やっぱり外すわけにはいかないので。


    このアルバムからバンドに加入したギタリスト、
    『マーティ・フリードマン』は最近は日本でも有名な方です。
    このマーティ・フリードマンの弾くソロが独特で絶品なんですよ。

    さて、というわけでお伺いします。

    『スラッシュ・メタルが好きですか?』



      

  • Posted by グレイトさん at 09:10Comments(1)

    2008年06月17日

    ディオの時代

    この世界最古のヘヴィ・メタル・バンドは60年代後半からのキャリアを誇りますが、
    その中で唯一、一度も脱退したことがないのが
    ギタリストのトニー・アイオミ。
    その存在は『ブラック・サバスそのもの』であり、
    ヘヴィ・メタル界のゴッドファーザーといえます。


    そしてハード・ロック界の小さな巨人、『ロニー・ジェイムズ・ディオ』。
    エルフ、レインボー、ソロ活動と様々なキャリアを誇る、世界最高峰のシンガーです。


    この2人がブラック・サバスに存在した時代、
    『ヘヴン・アンド・ヘル』
    『悪魔の掟』
    『デヒューマナイザー』
    の3枚のオリジナル・アルバムがあります。

    この『ディオ・イヤーズ』はその3枚とライヴ・アルバム1枚から抽出されたベスト盤。
    嬉しいのは新曲が3曲入っていることですね。

    実に選曲がよく、ディオ時代のブラック・サバスの魅力を余すことなく伝えてくれます。


    今では『ヴォーカルがオジー・オズボーンでないとブラック・サバスを名乗らない』と決まっているので、
    このアルバムで再びツアーを行った際には別のバンド名をつけるんですね。
    その名も
    『ヘヴン・アンド・ヘル』。
    極めて感動的なネーミング。

    フロントにはロニー・ジェイムズ・ディオ、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー。

    これ以上、何を求めるというのでしょう。

    しかしブラック・サバスのことだと文章がまとまりませんね。

      

  • Posted by グレイトさん at 07:49Comments(0)

    2008年06月16日

    天国への階段

    さてさて、レッド・ツェッペリンのトリビュート・アルバムです。
    その名もズバリ、
    『ステアウェイ・トゥ・ヘヴン』。
    1997年の作品です。

    いわゆるトリビュートものが流行っていた時代に、
    『温故知新だぜ』的な発想で作られたものなのですが、コレがなかなか面白い。


    トリビュートものというと、多くの場合に『意外なアレンジ』だったり『新しい解釈』があったりするのですが、
    このアルバムには全くもってそれがありません。
    ギター・ソロを自由に弾くくらいですね。

    原曲に忠実に、無理なアレンジもなく演奏されています。

    また、レッド・ツェッペリンならコレだろう、という
    代表曲、有名曲を集めた非常に妥当な選曲ですし、
    参加メンバーは全員がハード・ロック畑のミュージシャンと、人選に意外性もないのです。

    ともすれば『つまらないアルバム』になりそうなこの条件のもと、
    聴きごたえのあるアルバムに昇華させている要因は『もともとの楽曲のクオリティの高さ』と
    レッド・ツェッペリンという最高のバンドに対する純粋な『敬意』。


    参加ミュージシャンは
    ザック・ワイルド、セバスチャン・バック、リタ・フォード、
    ルー・グラム、スラッシュ、ジェフ・ピルソン・・・エトセトラ。


    改めて『良さ』を感じる。
    改めて『凄さ』を感じる。
    改めて『カッコ良さ』を感じて、
    原曲を聴きたくなる。
    そしてもう一番レッド・ツェッペリンにハマる。

    このスパイラルは永遠ですね。

      

  • Posted by グレイトさん at 07:29Comments(0)

    2008年06月12日

    スリー・サイズ・トゥ・エヴリ・ストーリー

    カラっと乾いたさわやかなロックと、ファンクの心地よいヒネリ。
    それはそれは抜群のカッコ良さであることは容易に想像できてしまいますね。


    スーパーギタリスト『ヌーノ・ベッテンコート』を擁するアメリカン・ハードロックの雄、『エクストリーム』です。

    それにしても、ヌーノ・ベッテンコートのグレイトさは並大抵のモノじゃないと思いませんか。

    物凄いソロを弾くのはモチロンですが、それだけでなくリズム・ギターの柔軟さは群を抜いているのではなかろうかと。
    なんといいますか、自由度が高くて、それでいて整合感がある。
    かと思えば『そんな角度からそのフレーズを!』という仰天プレイ。
    『おっと、今のスゲー!』
    と、いうことがしばしばあるのです。
    まさに極めてナイスな状態ですね。

    そしてさらにさらに重ねて素晴らしいのは、バリバリに技巧派でありながらも個人プレーではなく、
    あくまでバンドとしての総合的な印象が残ることです。
    ここまでバランス感覚が優れているアーティストはホントに稀です。
    これまた極めてナイス。
    カッコいい。

    と、いうわけでこのアルバム、
    『スリー・サイズ・トゥ・エヴリ・ストーリー』。
    バラエティ豊かな名作。当然捨て曲なんてございません。
    1曲目『ウォーヘッズ』からエクストリーム節がモロに炸裂。
    『んがああああ、カッコいいいい〜!』ってなります。
    また5曲目『キューピッズ・デッド』はホーン・セクションの入った別バージョンもあり、
    それがハンパじゃなく素敵なのでそちらも必聴でございます。

      

  • Posted by グレイトさん at 08:34Comments(0)

    2008年06月11日

    ポップ

    U2のモダン基軸3部作、
    『アクトン・ベイビー』
    『ズーロパ』
    『ポップ』
    のシメの一枚ですね。
    私はかなり好きなのですが、世間的にはけっこう問題作、みたいな扱いですね。
    中古でも比較的安価で出回っていますし。

    どのへんが問題かといいますと、一言で言ってしまえば『デジタル化』です。
    たしかにストレートなロックではない部分が目立ちますが、
    それにしてもいやいやいやいや。
    それだけで評価したらあまりにももったいないですよ。

    アルバムの印象としては確かに冒頭3曲、
    『ディスコテック』
    『ドゥ・ユー・フィール・ラヴド』
    『モーフォ』
    のインパクトが強すぎるので、確かにデジタル化の印象がありますね。

    しかしここは、さささっとではなく、パリッと聴こうじゃないですか。
    うんうん。
    すると、実は柔軟な音楽性に秘められたお家芸、
    『風が吹いてるような心地よさ』
    が随所に聴こえて来るんですよね。
    実際にギター1本で歌われている曲もありますし。

    やっぱりなんだかんだ言ってもさすがベテラン、貫禄のアンサンブルです。
    納得の音使いです。
    迫力あるプロデュースです。
    それはすなわち『U2らしさ』と言えると思うのです。


    それに何をおいても、この声は唯一無ニ。
    つくづく、ボノのヴォーカルは最高です。
    囁くように歌っちゃったりしたら、それはもうたまらずセクシー。
    そのセクシーさに導かれて、グイグイとアルバムの世界に引き込まれます。

    いわゆる、マジックのあるバンドなんですよね。
    やっぱ、いいじゃん。

      

  • Posted by グレイトさん at 07:57Comments(2)

    2008年06月06日

    モトリー・クルー

    モトリー・クルーのアルバムでコレを選ぶのはちょっと反則かも。

    ヴィンス・ニールにかえてシンガーにジョン・コラビを迎えての
    オリジナル・アルバムとしては通算6枚目。
    アルバムタイトルはそのまま
    『モトリー・クルー』です。

    賛否両論のアルバムですが、その理由はふたつ。
    ひとつはシンガーが変わったこと、
    もうひとつは音楽が変わったこと。

    『ヴィンス・ニールの声じゃないとモトリー・クルーじゃない!』
    と言われ、それもまた真実です。
    実際、後にヴィンス・ニールが復帰することからもそれは伺えます。
    しかし、当時
    『モトリー・クルーである必要があるのはバンド名だけ』
    と発言していたくらいですので、
    そのメンバー・チェンジに自信があったであろうことも確かです。

    そして音楽に関しては、実はここに来て変わったわけではないんですよね。
    モトリー・クルーはデビュー当時、グラマラスなハードロックから始まっていますが、
    ルックスでは次第にメイクを減らし、刺青を増やし、どんどんワイルドさを増していきました。
    同時に音楽も骨太になり、なんというか
    『パーティーっぽさ』
    『バブルっぽさ』
    がなくなり、ヘヴィになっていく・・・という流れがあったわけでございます。

    時代と共に変化をした、というよりは
    むしろ時代を先取って、流行を作ってきたバンドなんですね。

    と、いうわけで前置きが長くなりましたがこのアルバム。
    ゴリゴリと攻めてくる骨太のアメリカン・ハードロックです。
    硬派でカッコ良いです。

    3曲目『フーリガンズ・ホリデイ』
    10曲目『スモーク・ザ・スカイ』
    あたりはカナリ男らしくて素敵ですよね。

      

  • Posted by グレイトさん at 21:45Comments(0)

    2008年06月02日

    ストップ・ジャップ

    バンド名のインパクトってけっこう大事ですよね。
    気になるバンドはCD屋で探したり、インターネットで検索したりしますが、
    そんな時にバンド名をハッキリ覚えているかいないか、とても重要です。


    さて、このバンド、名の由来は近代史の恐怖の政治家。
    革命家時代は銀行強盗が得意だったといわれる、帝政ロシアの暴君です。
    ちなみに『鋼鉄の男』という意味のようです。


    『スターリン』。

    世の中に『伝説のバンド』と言われるバンドはけっこう多くありますが、
    本当に伝説と化しているバンドはその中でもごく一部です。
    そしてこのバンドは、その一部の本当に伝説と化しているバンドといえるでしょう。
    さらにいえば、日本における『伝説のバンド』の中でも極めて特異な存在ではないかと思います。

    この『ストップ・ジャップ』はメジャーデビューアルバムですが、
    今の時代に聴いても、メジャーとはかけ離れた言葉使い。
    読み方によって印象は変わりますが、危険極まりない、スゴく頭の良い人にしか書けないものだと思います。

    ですのでコレは『歌詞』ではなくて『歌詩』。
    難しい語句を使ってるわけではなく、奇をてらっているわけでもないのですが、
    ストレートな言葉の裏と行間に潜む『真剣さ』と『ユーモア』の絶妙な絡み合いがスゴい緊張感を演出しています。
    この際どいバランスがかなり尖っていて、アートのレベルで語れる言葉のエンターテイメントになっています。
    深いですね。


    当時の情報ではライヴ・パフォーマンスも凄まじかったとのことです。
    見てみたかったなぁ。

    バンド解散後、リーダーでヴォーカルの『遠藤ミチロウ』さんはアコースティックでライヴを行っています。
    何年か前に間近で観たことがあるのですが、スッゴい迫力でした。

    『怖えー。でも目が離せねー。』
    と、素直に感じたのを覚えています。

      

  • Posted by グレイトさん at 07:21Comments(0)