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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年10月11日

ライヴ・イーヴル

ライヴ・イーヴル。

ブラック・サバス伝説の第2章、
ロニー・ジェイムズ・ディオ時代の記念碑的ライヴです。


なにが素敵かって、まずはタイトル。

『LIVE・ΕVIL』なので、
そのまま逆さまから読んでも
『LIVE・ΕVIL』なんですね。

おお〜。


収録曲は
『ネオン・ナイツ』 『NIB』
『アイアン・マン』 『ブラック・サバス』
『ヘヴン・アンド・ヘル』 『パラノイド』
その他、代表曲のオンパレード。

独特の声でひたすらリフをなぞる、という
個性的すぎて歌い辛いオジー・オズボーン時代の曲も
ロニー・ジェイムズ・ディオが自らの解釈で歌い上げます。

そして、これがとにかく見事。

違和感はあっても、不満のない素晴らしいパフォーマンス。
さすが、のひとことに尽きます。

ちなみにディオは、ソロ・アーティストになってからも
この時代の曲を歌い続け、大喝采を浴びます。

やっぱりみんな、ブラック・サバスを好きなんですねえ。


しかし、この時代のアーティストは本当にライヴがいい。

ちょっとしたアドリブに趣味が滲み出たり、
飾りっ気はなくても粋な演出があります。

んで、聴く側もまた理解が深く、
娯楽を超えて、芸術を感じている。

う〜む。 素敵です。


  

  • Posted by グレイトさん at 23:18Comments(0)

    2010年10月05日

    ロウ・パワー

    獲物を狙う動物的な魅力。

    卑猥にも似た妖艶な佇まい。

    スリルを弄ぶ危険な空気。

    かくも美しきロックンロール。


    伝説となるロックバンドのひとつ、
    イギー・ポップ・アンド・ストゥージズ。

    アルバムは 『ロウ・パワー』 です。

    この『ロウ』は『RAW』でして、
    『生の・生々しい・加工していない』とか
    『卑猥な』という意味。

    その名に恥じず、
    剥き出しのエネルギーそのままの音。
    生命の息遣いを肌で感じられる衝撃は
    当然、シンプルで激しい。

    しかも、ただ単にハジけてるだけでなく、
    凶々しくありながらも知性を纏う、奇跡のバランス。

    肉体派の元祖にして完成型、
    讃え、崇めるべき生々しさ。

    いくらでも賛辞を送れるこのテンションは
    これ以上いったら破綻、の境界線ですね。


    特筆すべきはやっぱり歌声。

    いくつかのパンク・バンドや
    ハードロック・バンドを知っていれば、
    声色を使い分けるイギー・ポップのヴォーカルが
    いかに後世に影響を与えているかがわかります。

    のちに表題曲『ロウ・パワー』は
    ガンズアンドローゼズにカヴァーされますが、
    アクセル・ローズを例に出すまでもなく、
    こういうクセで歌うシンガー、いっぱいいる!
    って思いますから。


    しかも、このオーラを纏ったまま歳を重ね、
    長く現役という見事さ。

    アリス・クーパーやオジー・オズボーン、
    レミー・キルミスターなどと共に、
    やっぱりこの生命力はケタ違いに感じます。

    やっぱり
    『ロウ・パワー』
    ですね。


      

  • Posted by グレイトさん at 00:36Comments(0)